吸血鬼とエンカウント☆ ページ2
A「…暗いなぁ」
まだ夕方なのにな
オレンジ色の光だけが部屋を満たしている
電気はついていない
誰もいないのかなって思ったけど誰かの気配は感じるんだよね
すたすたと進んでみる
A「うーん…！!」
ソファの上に誰かいる
赤毛に陶磁器のような白い肌
これがイケメンなんだろうなぁとボンヤリ思ってみたり
まぁちょうどいいや
A「あの…!」
つっめた!!
何？死んでんの？
いやいやいや
来たら親戚が死んでたなんて笑えないから
胸に手をおいて鼓動を確かめる
A「マジか…」
動いてない…
どうしようか
とりあえず警察に連絡しようとポケットに手を入れようとした瞬間…
ガシッ
??「お前…誰だ？」
深緑の相桙がわたしをとらえた
A「なっ!!」
??「まぁ誰でもいーや。ちょうど」
??「腹減ってたんだよ」
そういって、いきなり私の腕に噛みついた
A「いっ…なっにすんのよっ」
??「うおっ」
思いっきり下段からの蹴りを放った
その瞬間
??「何ですかアヤト、騒々しい」
不機嫌そうな声と共に明かりがついた
アヤト「俺じゃねーよ！この女がいきなり入ってきたんだよ！」
??「この女…？」
A「あっ…えっと今日からここにすむって聞いてる者ですが…話伺ってます？」
敬語がばがばだ。
??「…？いえ、そんな話は聞いてませんが…」
A「…そうですか。お騒がせして申し訳ありませんでした」
やっぱりこんな豪邸じゃないよね…
そういって出ていこうとすると
アヤト「待てよ」
アヤトと呼ばれた人に手を捕まれていた
アヤト「のこのこヴァンパイアの巣に入ってきといて無事に帰れると思ってんのかよ」
といってニヤリと笑った。
A「いま、なんて…」
ヴァンパイアって言った？
ラッキーアイテム
革ベルト
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ラリナ - あ、もう最高です。もっと早くこんな素敵な作品に出会いたかった、、笑 (2020年8月21日 23時) (
レス) id: ba4960ba20 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年2月2日 20時
