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？？？side
「､､､
自分の元に覚束ない足取り、虚な目でゆっくりと近づいてくる彼女はここ最近の“俺ら”の話題にひっきりなしで上がってくる人物である
犬猫に 座敷童に あと西洋の､､なんて名前やったかな
先の問いにゆっくりと頷く彼女に瓶に入った飲み物を渡した
自身が生きてた頃はコレが主流だったが今はプラスチックの容器に入れられた物が殆どらしい
飲み物を受け取ったはいいが、あまりに深い催眠状態からかその蓋を自力で開ける事もできないようで少し眉を顰めて奮闘したのち、潔く諦めてしまった
この催眠状態を見るからに
“あいつ”がこんなにもお熱になるほどの相手らしい
「まぁ、 自分はただの仲人なんで、」
安心してもろて、と一度彼女に渡した瓶の蓋を開けて再度渡し返せば虚だった表情が少し明るくなったように思える。
人間、というより女を毛嫌いして遠ざけていた友人？の仲人役に何故か自分が選ばれてしまい
いやいやながらも“元”人間の自分と
そう言った威厳が無いとは言え あくまでも向こうは神で
自分だって女性との対話やコミュニケーションなど生前時でさえ皆無と言っても過言でない人間なのに
そんな迷惑で、面倒極まりない役に抜擢されてしまった。
「､にしても あいつ遅いな」
まさかここに来てばっくれたんか、
俺が言うのも気が引けるが意気地無しにも程があるやろ
そんな苛立ちが表に出ていたんだろう
足をぷるぷる震わせながらも精一杯背伸びをした彼女に頭を撫でられた
「ぽｯ？！ ぽ、ハｯ？！ ぇ」
あまりにも唐突なスキンシップに驚きから声を上げれば向こうもそれに驚いたのか
びくっ、と肩を震わせた後に少し申し訳なさが垣間見える表情で俺の様子を伺っている。 俗に言う上目遣いとやらで
「
あれか、常日頃から自分の近くに犬猫がおるからそいつらに合わせた彼女なりの慰め、励まし？みたいなものだろうか
要は俺は犬っころと同じ扱いをされたわけだ。
それなのに顔に集まった熱が引くことは無く、寧ろ上昇していく
噂をすればその犬が彼女の後を追って来るのが見えた。
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烏丸 - めちゃ好きです…！！個性ある妖怪(？)d！さん達もいいですが、夢主ちゃんがかわいそすぎます…特にshpが猫だった頃の話とか読むの辛かったです…でも「お肉が溶ける」とかいうくらいの人で、好きになれます…！！応援してます！！ (2023年4月23日 20時) (
レス) @page18 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
水上灯 - 一番最初が「家賃払え」なところ、それに反したギャップがありそうなのが楽しみです･･･（まだ読んでない人）！ていうか絶対面白いですよねこんなの。 (2023年4月23日 10時) (レス) id: 278a10c8d3 (このIDを非表示/違反報告)
LAL - 更新ありがとうございます！！ずっと待ってました！！大好きです♡応援してます！ (2023年4月22日 13時) (レス) @page18 id: c984097aec (このIDを非表示/違反報告)
まるみの粉(プロフ) - ★RIO★さん» コメントありがとうございます！この作品を読んで頂けて本当に嬉しいです、自分でもなんだかやるせなくて悔しいです､､､思い出せる範囲でぼちぼち執筆させてもらってます。 (2023年4月21日 20時) (レス) id: ef020418fa (このIDを非表示/違反報告)
★RIO★(プロフ) - 初コメです。結構前にこの作品を見つけ、更新を楽しみによく読んでいた者です。(先程通知が来て飛んできました)最近ないなーと思っていましたが、そうだったんですね...自分はこの作品が大好きなので、出来れば続いて欲しいなと思いますが、無理をせず頑張ってください! (2023年4月21日 8時) (レス) @page18 id: a7931ac012 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま | 作成日時：2022年9月26日 17時
