１３３話 ページ23
貴女「・・・・・・。(ムッスー)」
千鶴「も、もうすぐ来るはずですから。」
朝早くから起こされたと思ったら、長く伸びすぎた髪を高い位置で結われ、
顔を隠す目的がよくわかるような笠を被らされて外に引っ張り出されたんだ、
機嫌だって悪くなる。
もっと面倒なのはこの髪だ。
長すぎる白髪は全く隠せていなくて、
高く結ったくせに腰ぐらいの位置でフラフラ左右に揺れている。
好奇の目の格好の標的で気になって仕方がない。
貴女「・・・遅い。｣
千鶴「落ち着いてください。・・・あ、来ましたよ。｣
ようやくか。
千鶴「お千ちゃーん！」
その名と、向こうから走ってくる姿を認識して、ゲッと小さく、露骨に呻く。
千「２人とも、お久しぶりー。」
君菊「お２人とも、ご無沙汰しています。」
貴女「ど、どうも・・・。」
そう無難に反す彼女の表情は笠で隠れていたものの、
かなり引きつっているのは明白だった。
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朧 龍 - 90000hitいきました、ありがとうございます！ (2021年1月15日 20時) (
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朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます！ (2019年9月18日 22時) (レス) id: 4e2b574ae5 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年9月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます！ (2018年1月26日 16時) (レス) id: b9ef8b0095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧 龍 | 作成日時：2016年3月17日 20時
