親友と死んだら魔界にトリップしたらしいのでアクドルやります！

カルエゴ「６話だ」『おー！』(親友)「うぇーい！」カルエゴ「粛に」２人『「……はい」』 ページ7

あんまり眠れなかった……。
　アクドルやること考えてたら朝になってたからな……。
　……けど、今日って使い魔召喚だったっけ？
　使い魔、使い魔……
　は！？ 私って使い魔召喚できんのか！？
　入間はカルエゴ先生召喚したけど、私はそうならないだろうし……。
　あ、魔術が使えるから大丈夫なのかな？
　うーん。
愛花「百面相してどした？」
A「……へ？ あ、何でもないよ！」
　１人で百面相は恥ずかしい……。
愛花「着替え終わったから朝御飯いこ！」
A「今日なんだろうねー！」


　今日も豪勢な……魔界の朝食。
　食べるのは勇気がいるけどめっちゃ美味しいんだよね〜。
愛花「入間ってめっちゃ食べるよね」
　うん、まあそうなんだけど……
A「お前が言うか？」
　愛花も入間と同じくらいの量を食べている。
　ブラックホールなのかな……？
　何はともあれ、今日も平和です！


　学校に行くと、アズくんが待っていた。
　……６時間と６分前から。
　よく眠くないなあ……。
A「アズくんおはよ！ 今日もかっこいいね！」
アズ「そ、そんなことありません！」
　ん？ 何か顔赤くない……？ 熱？
　ではないようだし、気のせいかな。
愛花「……アズくんのこと好きでしょ」
　こそっと耳打ちされる。
　何でこんなにバレバレなんだよお！！
A「う、うっさいなー……」
愛花「ま、いいんだけどね。私はリードくん一筋だから！」
　ぶれないな……。
　そんな彼女に笑いながら、アズくんのとなりを歩く。
　やっぱり背が高い……あ。
A「お揃いだね、制服！」
　アズくんとお揃いとか死んでもいい……。

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