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なこアイだよ雑いよ ページ1
なこアイのお話
背中についた爪の痕が、痛いのか熱いのかわからない
きっとこれは自分につけられた一種の呪いだと貴方に恋をして実るまで
気づかなかったのであろう。
どんだけ何をやってもあの過去は戻ってこない
私の呪いは
増す、段々増す、増して、増して、増しまくる、爆ぜて、爆ぜて、爆ぜる
それは今でも変わらない、辛いのは変わらないでも、
アイちゃん
私は貴方が大切な宝石であって、私の鎮痛薬かもしれない
私を幸せにしてくれるパワーを誰よりも持っているかもしれない
だから、今日も貴方に向けて
微笑んで、呪いを隠して
そうして何事も無かったかのように振舞った
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作者名：NAKOmoti | 作成日時：2020年6月29日 21時
