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廉side
廉「ゆーたはもう俺のこと嫌い?」
岸「嫌いじゃない」
廉「じゃあまた……」
岸「ごめん……それは出来ない」
学年が上がって2週間。
優太の様子を眺めながらついに今日、優太によりを戻して欲しいって言う決心がついた
廉「俺は、優太が必要なん。優太がおらんと嫌や」
岸「ごめん……廉。」
廉「謝らんといてや」
そう言って俺は優太の口にキスをした
優太なら受け入れてくれるそう思った……
けど……
トンッ
俺の肩を押されて無理やり離された
それと同時くらいに外からドサッという何かが落ちた音がした
廉「ゆーた……なんで……」
岸「ごめん廉。でももう、前みたいな関係には戻れないんだよ」
そう言ったと同時くらいに優太の電話がなった
優太は電話に出てそのままそそくさと部屋から出ていった
廉「なんで……なん?」
勝手に目から涙が溢れてきた
好きやったのに……初恋やったのに……
どこをどう間違えたんかな……
あの後しばらく泣いていたけど、もうすぐ下校の時刻だというアナウンスが鳴り、部屋を出た。
教室に荷物置いてきたままだし1回戻んないと
そう思った時、廊下の隅に何かが落ちとるのを見つけた
手に取って確認してみると、生徒手帳やった
誰が落としたんやろう……
そう思って名前を確認すると
廉「紫耀……」
そこには【平野紫耀】と書かれていた
もしかして……ドサッて音は紫耀が出した音なん?
ってことは……紫耀に見られとるってこと?
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チョコ - 続きが気になります!応援してますー。 (2020年1月30日 15時) (レス) id: c2bfb0fe32 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - しょうくんとれんくんの気持ちがこれからどう変わっていくのか気になります!これからも更新楽しみにしております(^^) (2020年1月23日 2時) (レス) id: a469a6ca9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛凪 | 作成日時:2020年1月19日 12時