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紫耀side


どう帰ったのか分かんないけど、気がつくと家の前に立っていた



廉が……岸先生と……



見た瞬間は何が何だか分かんなくて、頭が真っ白になったけど、今思い出すと、別に俺が逃げることでもなかった……


紫「何してるんだろ……俺……」



別に見間違いかもしれないし

もしかしたら、角度的にそう見えただけかもしれないし……


でも……本当にキスしてたんだったら……


そういえば前……




廉「男同士の恋愛ってどう思う?」




俺にそう聞いてきたこともあった


別にそれが理由の全てにある訳では無いけど……



ほんとにキスしてたんじゃないのかぁ








いつまでも家の前にいるのは良くないし、家の中に入ると、母さんに飯はいらないと伝えると、自分のベットに飛び乗った



目をつぶるだけで脳裏に蘇ってくるあの姿。


思い出すだけで心臓が早くなるのが分かる


なんで俺がそうなるんだよって冷静な部分の俺は、ツッコミを入れるけど、そんな思いとは裏腹に心臓はなり続けるばかりだ



そして、何故か岸先生が羨ましく思えた



俺には見せない顔も、俺には聞かせてくれない声も、岸先生は全て聞いている


それが全ての理由とは言えないけど……



もし、海人が同じことしてたら引いてただろうけど、なんで廉なら引かなかったんだろう


それに、ちょっとだけ俺もやられてみたいだなんて思ったんだろう





紫「あぁーー」




今の考えを頭から消すように頭をふる


俺は、女の人と恋愛したいんだよ


別に……廉となんか……




そうは思っても、俺の頭にはずっと廉の姿が浮かんで消えなかった

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チョコ - 続きが気になります!応援してますー。 (2020年1月30日 15時) (レス) id: c2bfb0fe32 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - しょうくんとれんくんの気持ちがこれからどう変わっていくのか気になります!これからも更新楽しみにしております(^^) (2020年1月23日 2時) (レス) id: a469a6ca9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛凪 | 作成日時:2020年1月19日 12時

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