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紫耀side
昨日、あんなにも廉が……なんて思ってたのに、朝目が覚めると、ぐっすりと寝てたんだろうなぁってくらい頭がスッキリしていた
紫｢ふわぁ〜｣
時計を見ると、9時……9時？
紫｢やっべー寝過ごしたァ｣
急いで用意もできてないカバンを持って、きちんと着れてない制服を着て……
遅刻だって分かっているのに全速力で学校に駆け出した
ガラガラガラ
紫｢すいませーん｣
教室のドアを行き良いよく開けて、謝罪の言葉を言いながら頭を下げる
しかし、何も聞こえずに恐る恐る頭を上げると、そこには誰もいなかった
なんだよと思いなら、目に付いた時間割を見ると、今の時間はちょうど体育だった
そう言えば外でサッカーしてたのうちのクラスなんだ
ガラガラガラ
呑気にそんなことを思っていると教室のドアが開く音がした
廉｢紫耀……｣
廉の顔を見た瞬間早まる心臓。
昨日の姿が蘇ってくる
廉｢紫耀、何してんの？｣
紫｢え？｣
廉｢寝過ごし？｣
そう聞きながら、俺の方に向かってくる。
廉が近づく度に俺の心臓は早く、そして大きく鳴り始めた
廉が俺の真横を通って自分の席に戻る
その途中ずっと片足をかばいながら歩いてるから怪我してるんだって思う
廉は自分の席に着くなり着替えを始めた
ジャージの上を脱ぐと、俺なんかの何倍も細い腕と肉がないんじゃないかってくらい細い腰があった
触れたら壊れそうで……
でも、岸先生はそんな廉のことをトリコにさせてしまったんだって思うとなんか嫌で……
昨日岸先生を呼んだみたいに、俺の名前を呼んで欲しい
誰にも見せない顔を見せて欲しい
そう思う俺は、おかしいのかな
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チョコ - 続きが気になります！応援してますー。 (2020年1月30日 15時) (
レス) id: c2bfb0fe32 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - しょうくんとれんくんの気持ちがこれからどう変わっていくのか気になります！これからも更新楽しみにしております(^^) (2020年1月23日 2時) (レス) id: a469a6ca9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛凪 | 作成日時：2020年1月19日 12時
