違和感 ２ ページ39
・
「じゃあ、今、答え聞かせろよ。」
しばらくして爆豪くんが呟くように言った。
ちょっと不貞腐れたように言うから、やっぱ悪いことしたかな。と思う。
まぁ、どっちにしたって答えは変わらない。
『もちろん！大好き！よろしくね！』
と、満面の笑みで答えれば、
爆豪くんもちょっと笑って優しく抱きしめてくれた。
その日のうちに連絡先を交換して、
私達はまたキスをして別れた。
＿＿＿＿＿＿＿
『でへへへへ』
気を緩めると、すぐ、気持ち悪い声が漏れる。
由「気持ち悪っ」
うん、自分で分かってるから、やめて。
ひ「でも、良かったねぇA。」
『うん、幸せすぎて溶けそう。』
由「うざって言いたいところだけど、その顔みてると怒る気失せるわ。」
『へへへ、ありがとう〜2人とも〜』
ひ「今日も一緒に帰るの？」
『うん！約束してる！』
そして、放課後になった。
『ばっくごーくん！』
「お、A。行くか、」
『うん！』
あの勘違い期間(？)から爆豪くんは名前で呼んでくれる。
私も･･･是非、勝己くんと呼びたい･･･！！
『今日はどこ行く！』
ルンルン気分で聞く
「どこでも。Aはどこ行きたい？」
『･･････』
「A？」
『え？あ、いや、なんでもない！』
爆豪くん、付き合うとほんとにキャラ変わるな。
こんな優しかったっけ？
口調も柔らかくなってるし。
って、優しさに疑問持ってどうすんじゃい。
私はドMか。
･････････････････････え？ドMなのかな？
新たな性癖を発見しかけた時、爆豪くんが肩を叩いた。
慌てて爆豪くんの方を見ると
「今日、あそこにするか？」
と、カフェを指さしていた。
『うん！』
『じゃあ、今日もヒーロー基礎学、戦闘訓練だったんだ！』
昔ながらのクリームソーダを飲んで、聞く、
「おう、」
『どうだったの？勝った？？』
「いや、負けちまった。」
と、爆豪くんは笑った。
笑った。
その瞬間、今までとは比較にならない違和感と悲しみに襲われ、
思わず椅子から立ち上がる。
なんか、、変。
「おい、どうした。」
『え？あ、いや、わかんない。何だろう』
と、私も笑った。
「疲れてんのかもな、帰るか。」
そうして私達は帰路に着いた。
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にゃこ - コメント機能、今気づいたので連投すみません！これもすっっっごく感動でした！爆豪くん、たまりません。最後は号泣しちゃいました。爆豪くんシリーズ、大好きです！ (2021年12月2日 23時) (
レス) id: b3eadb8ab3 (このIDを非表示/違反報告)
何号？爆豪！ - あ、もう見ました！！！ ていうか3回くらい見直してる！！ ほしいか様の作品すごく好きです！ (2021年8月15日 12時) (レス) id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - 何号？爆豪！さん» コメントありがとうございます！一応「二度は効かない」個性ですので、大丈夫かな、と笑是非続編の方も覗いてやってください！(^^)/ (2021年6月18日 3時) (レス) id: 30a6ca8943 (このIDを非表示/違反報告)
何号？爆豪！ - わあぁぁぁぁぁあああぁああ！ すっご///可愛よすぎ これって、またキスして ループするのでは、、、？ (2021年6月14日 20時) (レス) id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
ほしいか(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございまぁぁぁす！(^^) (2020年10月26日 12時) (レス) id: 7722cd4db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2020年4月29日 19時
