【テニスの王子様】越前リョーマの師匠は青学に行きます!!!! (ページ21)

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１９話ページ21

桃城「リーチの長い海堂だからこそ出来る
超角度ショット…スネイク‼」

｛ビュン｝

｛パァァン｝

｛ギュウウゥン｝

海堂「(ほう…この１年ライン際に低く深いいいショットを打つな
流石、ユキハさんの弟子だな…
しかし…‼)」

「また出た「スネイク」‼」

海堂「(この俺には関係ない！)」

｛ザザァァ｝

「越前は拾うのがやっとだ‼」

｛ザザｯ｝

海堂「フィニッシュ」

｛ストーン｝

リョーマ「!!!」

「すげぇ追いつきやがった‼」

「アウト!!」

「惜しィ」

荒井「しかもお互い一歩も譲ってねぇ‼」

海堂「｛ギロリッ｝」

荒井「あ…いやっ」

堀尾「ここぇ～～」

カチロー「う…うん」

桃城「ププ暗ぇ奴」

カチロー「き聞こえますよっ」

桃城「｛ﾎﾞｿｯ｝なぁ…ユキハこの試合どっちが勝つと思う??」

『｛ﾎﾞｿｯ｝さぁ？今は分かりませんけど…
海堂先輩は、余りリョーマをなめないほうがいいと思いますよ…何より私の弟子なんですから』

桃城「!?そうだな…(越前は、こんなにもユキハに信頼されてるのか…羨ましいぜ越前)」

リョーマ「今日は暑いっスね………先輩」

海堂「ふんっ」

「ゲームカウント１ー１‼」

｛パァァァン｝

｛ドッ｝

｛ヒュ｝

海堂「(なんてフットワークだ…俺のフィニッシュショットを返したのはこれで二人目
確かにユキハさんが教えていただけはある‼
だが“それが命取り”なんだよ‼)」

｛シュパァ｝

｛ガッ｝

海堂「｛ニヤッ｝」

カツオ「リョーマ君どんな球にも追いついていってるよ！」

カチロー「このままいけばチャンスがあるかも！」

桃城「あーあ越前の奴完全に海堂の罠にはまっちまった」

カチロー､カツオ、堀尾「罠!?」

桃城「「スネイク」は海堂にとって“囮”にすぎない
奴の本当の狙い………それは」

｛パシッ｝

カツオ「あぁ━━━━━っ!?
リョーマ君凄い汗だよ!?」

堀尾「そうか‼「スネイク」で左右に走らされるから
大幅に体力が削られてるんだ」

桃城「そう…そうして疲れきった相手を…
ジワジワといたぶっていくのが
海堂(マムシ)のテニスだ」

堀尾「返せば返すほど体力を消費するなんて…」

カチロー「越前君このままじゃ」

｛ガッ｝

海堂「(さあそろそろ堕ちるハズ…‼)」

｛パァァァン｝

海堂「(またライン際かバカの一つ覚えみてぇに)」

｛シャオォォ｝

海堂「(可笑しい…奴の体力はもう限界なはず…)」