お父さんのような人 ページ32
息を切らして
やっとホテルの大広間まで辿り着くと
先に着いたダルメシアが
アップルからこっぴどく叱られていた
ア「地上で歩くのに慣れていないnoraを
置き去りにするとは何事だ」
ダ「いや だって noraが可愛くて！」
ア「いや意味がわからないんだが」
2人を横目に
キッチンにいるスキャターに声を掛ける
『おはよう スキャター♪ 』
ス「あ！おはようございますnoraさん！
大丈夫でしたか？！お疲れでしょう」
『少しだけ ね(苦笑)
もっと歩いたり走ったり上手にならなきゃ！
ダルくんとお散歩なんて出来ないね』
ス「いえいえ ダルメシアさんが
異常なほど速いだけですよ〜」
だって 犬ですからねぇ〜と
呆れ気味で付け加える
するとそこへ お説教が終わったのか
ダルメシアがやってくる
ダ「スキャター！
朝ご飯まだ？あ！noraおかえり！」
ア「おかえりじゃないだろ
済まなかったなnora 朝早く付き合わせた挙句
コイツが先に帰ってしまって」
『ちょっと疲れたけど でも楽しかったです♪
朝の空気がとても美味しかったし』
ア「そうか それなら良かった
次行く時は私も一緒に行こう
ダルメシアが走り去ってもいいように ｷﾞﾛｯ」
ダ「ご ごめんってばぁ〜」
なんだか お父さんのようで
ｸｽｸｽと笑っていると
いつも難しい顔をしているアップルが
私の頭をそっと撫でて微笑む
ア「朝食が出来るまでまだ少々時間があるから
部屋でゆっくりするといい」
『だったら私も手伝います！』
ス「いいえ！ゆっくりしてて下さい！」
ダ「じゃあ僕も
noraとお部y ア「お前は手伝いだ！」えぇ!!」
いじけるダルメシアの肩を
スキャターがポンポンと叩き
お願いしますね！とカトラリーを渡す
ア「準備が出来たら私が呼びに行く
それまで待っていてくれるかな？」
『分かりました じゃあお言葉に甘えて♪』
失礼します と軽く会釈をすると
私は自室へと向かった
あんな顔もするんだな〜と
先程のアップルの微笑む顔を思い出す
ここの人達は変わってる
悪役と呼ばれ 恐れられている筈なのに
優しい人達ばかりで
悪に堕ちると身構えていたというのに
かなりの拍子抜けだ
そんなことを考えながら歩いていると
後ろから声を掛けられる
「noraさん お部屋に戻りますの？」
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N0RA(プロフ) - 明舞音さん» うわぁぁぁぁ！！ありがとうございます！(土下座) 書きたい所まで繋ぐのに必死で主人公キャラ迷子だし全然話し進まないしで申し訳ないです(T_T)面白いと言って頂けて、もぉぉ感謝しきれません！！ありがとうございます！！ (2022年12月22日 8時) (
レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
明舞音 - うわぁぁぁぁぁa(( 一気読みしてしまったｯｯ！！✨ めちゃくちゃ面白いです！設定とか 好きすぎます…！！御話も しっかりしていて 読んでて一人でﾆﾔﾆﾔしてました(？？) (2022年12月21日 23時) (レス) @page33 id: 4774865982 (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - お返事ありがとうございます💕はい！！待ってます😊 (2022年12月8日 21時) (レス) id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
N0RA(プロフ) - yoka0777さん» 初めてコメント頂きましたぁ(´；ω；｀)嬉しすぎます！！この先も楽しんで頂けるよう、頑張りますね！ (2022年12月6日 16時) (レス) id: 9668684fcd (このIDを非表示/違反報告)
yoka0777(プロフ) - 続きも楽しみにしてます！！ (2022年12月6日 15時) (レス) @page10 id: 25b857fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N0RA | 作成日時：2022年12月2日 8時
