57 kiss・kiss・キス ページ13
・
チュッ
啄むキスが何度も繰り返しされる
チュッ
軽く触れて唇を吸われ、また離される
チュッ
角度を変えて唇が重なる
チュッ
今度は軽く唇が噛まれて離れる
執拗に迫る唇に、抵抗するのも忘れてしまい、
次はどんなキス？
唇が薄っすらと開いて二宮和也のキスを待ってる自分がいた。
気がついたら手が伸びて首に巻きつけて、二宮和也を引き寄せてる。
自分から、二宮和也の唇にキスをする。
チュッ
もう一度唇が触れたとたんに舌が捻じ込まれ
入ってきた舌が口内を這う。
「アッ…。」
思わず声が漏れた。
ピチャ ピチャ …
クチュ クチュ …
さっきより激しいキスに、もう気持ちの全てを持っていかれる。
ピチャ ピチャ …
クチュ クチュ …
キスが止まらない…
それからどの位の時間だろうか
二宮和也の舌が、
私の口内をどんどん侵していく
心地よい快楽が私の脳に、二宮和也の舌の感触を刻みつけていった。
ピチャっ…
「ん…。はぁ…。」
私の吐息と2人の唾液が混じり合う音が部屋に響く。
気持ちいい…
気持ちいいよ…
身体の奥がじぃーんと反応してくるのがわかる。
本当、気持ちいい…
嘘でしょ
キスだけでいきそうになる…
そして、意識が遠くなる
『ねぇ、kissでいっちゃったの？。』
気がついたら唇が離れて二宮和也が私の顔を覗き込んで笑っていた。
・
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作者名：☆さく☆
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hiro2215
作成日時：2016年6月10日 15時
