土方さんオチの土方さん好きのためだけの短編集

いきなり頬にキスしてみた 〜蒼桜様リクエスト ページ6

『土方さーん、暇ですぅー』

｢そうか、悪ぃが俺は暇じゃねェ。｣





そう言って書類から目を離さない土方さん。
私はじーっと見ながら座っている




横顔、やっぱりイケメンだぁーなんて思いながら。

私は土方さんが好きだ。特に好きなのは顔。
あ、ミーハーとかじゃないからね！？性格も好きだよ！マヨラーな所も全部！





でも、顔も大事じゃん？






男の人にしてはすごく透き通った肌で、鼻もスっと高くて目もシュッとしてる。
本当に美形。イケメンなんだけど、それよりも美人がしっくりくるかも。







『ひーじーかーたーさーん』

｢あ？｣






ウザがりながらも返事をしてくれるところ、好きですよ。横目でこっちを時々見てくれてるのわかってますよ。







いつも、お疲れ様です

そういう意味を込めて、彼の頬にキスをする。







｢…………｣





するといきなりの行為に驚いたのか、目を見開いて口をポカーンと開けている。







『大好きですよ。いつもありがとうございます！土方さんっ』







いつも私達のために一生懸命働いてくれている。いつ死ぬかもわからない、この真選組の副長を私はずっと好きでいる。






そして。土方さんはハッと我に返ると
ぶわァｯｯと首まで赤くなってしまった







｢…ｯ、なに！！ｯしやがるｯｯ！！｣

『え〜？チューしたんですよ！癒されました？』

｢バｯｯ！……ｯ、はぁ……｣








癒されていない…！？
ちゅーはいいと聞いたんだけどな、銀さんから





すると、いきなり土方さんは私の目の前にやってきてギュッと私を抱きしめた







｢…キスもいいが…俺はこっちのが好きだ。｣







顔を隠すように私の肩に顔を埋める土方さん。すっっごく可愛いです。


分かりました。土方さんはちゅーよりもハグが好きなんですね。こんどからそうします。








『働き詰め方さんには、休息だって必要ですよ。デレてくれてありがとうございます。』


｢……うるせ……はぁーーー｣








すごくすごく長くて重いため息。
相当疲れているはずだ。今日はこれでお仕事終わりにしましょう。



背中をポンポンしていると、耳元から｢スゥー｣と寝息が聞こえた。






おやすみなさい、土方さん。
毎日お疲れ様。そう呟いて私は土方さんを布団に投げた☆


また明日、貴方の所に来ますね。




良い夢を







END








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蒼桜様！リクエストありがとうございました！

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