土方さんオチの土方さん好きのためだけの短編集

褒めて慰める？（小中高生編） ページ7

･学校がやだ


｢お前ェ、毎日学校に行ってて偉いな。ちゃんとサボらずに授業も聞いてんだろ？それってスゲェよ。
どんなに嫌な事があってもちゃんと行くってのは当たり前の事じゃねェ。ただ、嫌な奴がいてもそんな奴に負けるな。大丈夫、なんかあっても夜に聞いてやる。無理はするな｣









･友達の悪口言われてムカついた


｢お前は友達思いで偉いな。友達の悪口言われてもちゃんと怒れんのって、友達が大切だって証拠だろ？お前は偉いよ。でも、そいつの悪口なんて言うな。そいつと一緒になんじゃねェぞ？よし、お前はすげぇよ。｣









･親が自分にばかり手伝いを頼んでくるのがウザイ


｢そりゃあお前が信頼されてるってことだ。親から信頼されて頼まれて、むかつきながらも手伝ったりするんだろ？偉いじゃねェか。俺だったらできねェな。だけど、親がどれほどウザったくても傷付けることはすんじゃねェぞ？殴る事はするな。ケンカはどんなにしたっていい。でも、絶対に手は出しちゃいけねェ。でも溜め込むな、俺が吐きどころになってやるから。｣









･友達が自分を裏切った



｢でも、お前はそいつを友達だと思って信じてたんだろ？偉いな。人を信じることは簡単にはできねェ事だ。ただ、信じた相手が今回は最低だった。それだけだ。辛ェよな、でもお前なら大丈夫。信頼出来る友達はまだたくさんいるだろ？こんな事があったからと言って人を信じる事をやめちゃいけねェ。負けるな、どんなに落ち込んでもいい。それはとてもいい経験をしたってことだからな、お前はその経験が他より早かった。｣


｢だから、お前はまた前を向けるようになれる。
それも、すごい事だ！｣









･部活が辛い……


｢ヘェ、お前部活行ってんだな！それだけでも偉いぞ。どんなにきつくても辛くても休まずに行けてるお前は本当にすげぇな。｣


｢そりゃあ、たまに心が折れることも嫌になることもあるだろう。そんな時は少し休むって手もあるんだ。その時に、お前はいろんなことを考えられる。だからちゃんと自分の心に問いかけてみろ。自分はこの部活があってるのか、これが好きかってのを。｣

｢その答えが出たら、続けるかやめるかすればいい。そういう経験は、本当に大事なものだ。大切にしろよ？お前は強くなれる。だから今日は飯食って寝ろ！｣

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