前世の恋人は記憶がありませんでした【進撃の巨人 現パロ】

45話 ページ48

あれからリヴァイさんはあの女と正式に別れたらしい………最後まであの女はリヴァイさんに“別れたくない”と言ったらしいけど、それを押し退けたらしい


やったね！


ざまーみろだ！ばーかばーか！！


リヴァイさんをあんな目に遭わせてしかも浮気してたとか、ほんとに最低だわ！！




ﾘｳﾞｧｲ｢レイ、この後空いてるか？｣




あぁ、たぶんこれは愚痴の方だろう
目線が少し下に下がってるから

恋人紹介の時は私の目を見て話すからね

貴方のことはすぐに分かっちゃうんですよ笑




『はい！全然大丈夫ですよ！』




最近はリヴァイさんの愚痴は私の部屋で聞く

前はリヴァイさんの部屋だったけど私の心臓がもちそうになかった( ˙-˙ )




ﾘｳﾞｧｲ｢いつも、ありがとうな｣

『いえいえ！全然大丈夫ですよ！…あ、リヴァイさん、お酒どうします？買いに行きましょうか？』

ﾘｳﾞｧｲ｢………おれも行く｣




あ、私まだ未成年だった
リヴァイさんと行かないと買えないじゃん

てか、リヴァイさん若く見られそうだけど、買えるのかな…大丈夫か！いつも買って来てるし！





・





ﾘｳﾞｧｲ｢本当におれは女運がねぇな｣

『……そうかもしれませんねぇ…』




あれからお酒を買い私の部屋に今いる
今、リヴァイさんの愚痴を聞いている





ﾘｳﾞｧｲ｢アイツがいきなりデートしようと言っていた日にやっぱり無理、って言ってきやがったから理由を聞いたんだが……風邪ひいたって言って、しかたねぇ、アイツの部屋になんて入りたくねぇけど見舞いに行った方がいいよな、って思ったから行ったんだ｣


ﾘｳﾞｧｲ｢それから体にいいもん買って行ってみりゃあ………あの野郎、他の男を家に上がらせて絶賛お楽しみ中だったってワケだ……｣


ﾘｳﾞｧｲ｢その日は帰ってこの前問い詰めたら、おれの性格を受け止めれなかったんだと、だけどもうしねぇから別れるなって言ってきやがった｣


ﾘｳﾞｧｲ｢そんで断ったら階段のとこで押されて気ぃ失ってたんだ………おれは、なんで女に泣かれると弱ぇのか……そんなヤツと付き合わなければいいって言う話なのにな｣



そっとリヴァイさんの頬に手を当てる



『リヴァイさん、貴方は悪くないですよ……悪いのは女の人のせいです……でも、少しだけ貴方にも悪い所があります………それは貴方が泣かれたら弱い所です』



そう言うとリヴァイさんは目を見開いてこっちを見る

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