1話 ページ3
何気ない日常で
通り過ぎる人の顔なんて見たこと無かった
だけど、本当に偶然に
通り過ぎた男女に目がいった
特に、男の人の方に私は釘付けになってしまった
なぜか………？
それは………
『リヴァイ、さん…………？』
前世では私の恋人だった人だから……
その人は、ピタッと止まり
振り返った
やっぱり、リヴァイさんだ……！！
だけど、感動の再会だったハズなのに
彼が放った言葉は……
ﾘｳﾞｧｲ｢誰だ…………？｣
そう、彼は前世の記憶がなかった
でも、それはおかしいことじゃない
誰もが前世の記憶を思い出すわけではないから…
リヴァイさんに記憶が無い……
長い間一緒にいた記憶なんてない
ましてや、巨人を倒してる記憶だってない
ただ、その事実が私の心を突き刺した
ﾊﾝｼﾞ｢レイー！久しぶりだね！元気にしてた？｣
『は、はい！とても……あ、すみません……私、ハンジさんと同じ高校の後輩で、よくリヴァイさんの話を聞いていたんです』
ﾘｳﾞｧｲ｢……そうか｣
あながち、ウソではない
記憶が無いというのは聞いてはなかったけど
同じ大学に、リヴァイさんそっくりの人がいるって聞いていた
だから私は、この二人と同じ大学に入ることを決めた
ﾊﾝｼﾞ｢……………レイ………｣
ハンジさんには記憶がある
だから、同じ高校で過ごせて良かったと思う
ハンジさんが変わってなかった事もあるし、一緒にいて落ち着いた
リヴァイさんに思い出してもらえなくていい
ただ、私の名前を覚えておいて欲しいと
今は思う……
『明日から同じ大学に通う、レイ・リーヴです！よろしくお願いします』
ﾘｳﾞｧｲ｢リヴァイ・アッカーマンだ｣
何度も聞いてきた、その声も
何度も呼んできた、その名前も
私よりも少し高い背も……
何もかも変わってないのに、それなのに
貴方には記憶が無い……
私にとって、すごく残酷な話だ……
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僕達はエンジェル(プロフ) - 天雪さん» コメントありがとうございます！わわ、そう言っていただけて嬉しいです！！目から熱いもの…それは、きっと…。笑 (2020年5月12日 18時) (
レス) id: 262d2e4054 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 文才が素晴らしいですね！あれ？目から熱いものが…(T-T) (2020年5月11日 20時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあさん(プロフ) - ひよりさん» コメントありがとうございます！！ひよりさんはこの前もコメントしてくれましたか…？もし間違ってなければ、ほんとにありがとうございます！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2019年1月4日 8時) (レス) id: ab5674bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - 夢主ちゃんの言葉に心を動かされます！これからも応援してますから！頑張ってください！ (2019年1月4日 0時) (レス) id: 314a91c447 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあさん(プロフ) - さくさん» コメントありがとうございます！わぁぁぁ！そんな言っていただけて…！！めちゃめちゃ嬉しいです！！頑張ります！！\(°∀° )/ (2019年1月2日 21時) (レス) id: ab5674bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：僕達はエンジェル | 作成日時：2018年11月18日 19時
