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笹山「実はそのお見合い私は気が進まなくて・・・。
貴「え？」
笹山「この事は人には始めて話すのですが
私、昔からピアノが好きで、今でもピアニストへの夢が捨てきれないんです。
しかし、少しお稽古事で習ったくらいで
とてもピアニストになる実力なんて持ち合わせていないし・・・」
Aは話が終わると、クスリと笑いました。
貴「それなら私にお任せください。私、ピアノは心得ております。
貴方が一週間でプロ並みにピアノが上手くなるようお教えいたします。」
それから、Aのスパルタレッスンが始まりました。
そして一週間後、笹山さんは本当に大きなコンクールで優勝するほど、ピアノの腕が上がりました。
笹山「Aさん、ありがとう！お父様もお母様も、ピアニストの道を了承してくれたの！」
貴「それは良かった。」
けん「そういう事があったんだ。」
貴「うん。勝手なことをして本当にごめんなさい。」
今日は、Aはある決意をしていました。
それは・・・
貴「今日は私がお話ししたいことが・・・信じていただけるかもわからないのですが・・・」
王子さまは真剣な、どこか優しい顔になり、
そっとこう言いました。
けん「大丈夫。これから君が話すことはちゃんと信じる。」
貴「私は、数十日までは人魚として過ごしてきました。
あの時、王子様の船が沈没なさったあの日、私は王子様を見に来ていました。
王子様が溺れそうになったとき助けたのも私です。
あの時から私は、王子様が好きで、もっと近づきたくて
今こうして人間として、会いに来ました。
しかし、この恋が実らないことは重々、承知でございます。
私は、あの日の事と、私の気持ちを伝えられただけで十分です・
私は城を出て、違う国で過ごそうと考えています。
あの日の朝、一人だった私を城に連れてきてくれて、
本当にありがとうございました」
けん「なんで、恋が実らないって決めつけてるの？
俺、気のない女と遊んだり、夕食を食べたりするほど軽い男じゃないんだけど。
俺はAが好き。」
数日後二人の結婚式が行われました。
城ケ崎・マリー「A！」
貴「姉さん！」
なんとあの魔女が、人間になる薬に引き続き
人間から人魚になる薬も開発。人魚界でノー○ル化学賞を受賞しました。
人魚姫が里帰りをすることも、家族が結婚式に来ることも可能になりました。
素敵な式を挙げた人魚姫は、王子様と一生幸せに暮らしましたとさ。
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ルビー☆ - ミカンさん» ミカンさん、お返事遅くなりごめんなさい！まず、私の作品に素直に泣いてくださる方がいてくれたことが何より嬉しいです。そう言われると、書いていて良かったと思えるので！とりあえず、今は自分の目の前にあることを一生懸命頑張ります。長くてすみませんm(._.)m (2017年7月28日 22時) (
レス) id: 707cf0a1e7 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - ルビーさん初めまして、この作品を読んで久しぶりに泣きました。もう、キュンキュンして最後の十年後のやつマジでよかったです。これからも頑張ってください (2017年7月23日 14時) (レス) id: 6436c93025 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー☆ - サナリアさん» 満足していただけて良かったです(*^_^*)これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2017年1月1日 10時) (レス) id: 707cf0a1e7 (このIDを非表示/違反報告)
サナリア(プロフ) - 大丈夫です！とてもよかったです。ありがとうございます(*^ω^*) (2016年12月30日 20時) (レス) id: 35afa03d2c (このIDを非表示/違反報告)
ルビー☆ - 返事が遅くなってすみません・・・リクエストありがとうございます！今日中にお話を更新したいと思いますので、どうぞお楽しみに♪ (2016年12月30日 12時) (レス) id: 707cf0a1e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルビー☆ | 作成日時：2016年3月18日 18時
