Parent-child quarrel, gorilla and fried rice !! ページ2
目の前にはむすっとした顔の赤井親子。
(なお、息子の顔面崩壊は直ったもよう)
「すまない。長引きそうだったから」
謝っても赤井親子のむすっとした顔は変わらない。……いや、本当に顔の作りが似てる。髭が無かったら見分けがつかないかもしれない。声も同じだし。
「……まあ、いいだろう。それで…俺たちを引き合わせてどうするつもりなんだ？降谷くん」
「だいたい予想はついているがな……」
さすがは赤井親子である。
赤井秀一の方も一応聞いただけ、といった様子だ。まあ考えが不一致だった時が怖いから話すけど。
無断で意識の主導権を降谷零から私に切り替えた。彼から何か言いたげな雰囲気がしたが無視無視。文句言ったら走り出しのバンドみたいに音楽性の不一致で解散するからな！
「…単刀直入に言うと、だ。あなた方を勧誘したい。」
「やはりそうか」
「……その場合、君の組織に鞍替えしろと？」
「いいや、そこまではいい…あくまで『協力者』未満の立ち位置になってほしいだけだ」
深読み大好きだな、この親子。
というかもう私が公安だってバレてる気がする。いや、やっぱり確実にバレてる。
【拒否されたときの対策は？】
(あたりまえ。もう準備してるよ)
「その場合の俺達の利点は？」
「残念ながらビュロウに所属してるものでね…」
「ほう、＿＿本当にそんな事言ってもいいのか？そんな権利が、あるとでも？」
「なっ……」
赤井秀一が目をかっ開く。
父親の方は私の冷酷な部分も知っているからかそこまで驚いていない。ただ、言葉の理由を示せとでも言うように静かにこちらを見つめた。
(ふふ、流石。流石ってもんだよ…わざわざ救った甲斐があるねぇ)
「理由は単純明快……あなたがFBIだからだ。赤井秀一」
「……」
「…ああ、勘違いはするなよ？ただFBI…他国の警察組織だからってだけで言ってる訳じゃあない。」
「捜査の許可、取ってないだろ？このままじゃあなたは強制帰国だ」
その保護をしてやるって言ってるんだ。悪い条件じゃないだろ。
言いながら、にっこり笑ってやった。
これ以上の譲歩は無し。
もっと文句を受け入れるっていう奴がいるなら、そいつは聖人君子かただの阿呆だ。
これで断ったらもういい。私から強制帰国させてやる。
「さあ、どうする？」
「俺は＿＿」
「すまないが断っておこう」
……は？
Scotch whisky !!→←Fight or fight !!
きょうのらっきーめいげん
どうでもいいけど鬼滅の刃って面白いよね。継国兄弟の巌勝お兄ちゃんを推してます。鬼なのに人間らしいのがすごいすき。そういう意味では獪岳きゅんもすごいいい。
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アイスある - めっちゃ面白いです！もっと早くこの作品に出会いたかった！更新待ってます。もっと評価されてほしい！！ (2021年3月30日 19時) (
レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
Nir(プロフ) - 妹系長女さん» いつも応援ありがとうございます！最近は別作品を更新するのが楽しくなっちゃって…でもこの作品はいつかきちんと完結させるつもりですので、しばらくお付き合いください！ (2020年2月20日 0時) (レス) id: 6e48c57581 (このIDを非表示/違反報告)
妹系長女 - 久し振りに更新されてるか確認したら更新されてて心の中で躍り狂った (2020年2月5日 21時) (レス) id: 2d0849d162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nir | 作成日時：2019年12月6日 0時
