検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:11,089 hit

9 ページ10

貴方side



赤くなりそうだった顔を隠して冷ましてピザを受け取って、とりあえず私のお金を出す。



《有難うございましたー》


去っていく配達員さんを見送ってからリビングに行く。



何事も無かったかのような幻太郎くんがそこにいる。

いやそうか、何事も無かったよな、ただ褒められただけだ。



普段私の事からかってくることが多いから急に褒められたりしてびっくりしただけだ。




「ほい、幻太郎くん。」


幻「有難うございます、食べましょうか」


「いただきまーす」

幻「いただきます」






.






うーん、うまい!
私が頼んだやつ、超美味しい。


「幻太郎くん、マルゲリータも1切れ食べたい」


幻「食べたいも何も、好きにしてください。その代わり小生も貴方のも貰いますよ」


「はーい、ありがと。……うまっ」





ピザなんかを食べながらのんびりしてるのってしあわせだな〜!!平日はまともにご飯も食べれないからなあ〜!!(社畜)





幻「今日は何時頃に帰るんです?」


「んー月曜までの仕事があるからこれ食べて少ししたら帰るよ」


幻「そうですか、無理しないで下さいね」


「はーい。幻太郎くんもね」





無理するな、とだけ言ってむぐむぐとピザをかじる幻太郎くんは少し可愛く見えた。



嘘じゃなくてちゃんと私の事心配してくれてたりするのが、こういうところから伝わる。




やっぱり土曜日終わって欲しくないなあ、と思いながら私もピザに噛み付いた。

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:夢野幻太郎 , ヒプマイ , ラブコメ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めゃ | 作成日時:2020年1月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。