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貴方side
「あの…げんたろうくん…!」
幻太郎くんがこんなに焦ってる姿って珍しくて、幻太郎くんにこんなに焦らされる私も珍しくって
幻太郎くんなんて真っ赤だし。
そこまでして気持ちを伝えてくれたのに、それを無下にできるはずなくて。
.
幻太郎くんのこと家族みたいに大切に思ってたのは…
.
幻「………っ…まぁ、嘘…ですけ、ど…」
急に我に返ったのか、そっぽ向いてお顔と同様真っ赤なお耳を私に向けながらお決まりの台詞を言う幻太郎くん。
私の心の中で考えてたことと幻太郎君の言ったことが運良くマッチして
焦ってバレバレな嘘つく幻太郎君があまりに可愛くて
今まで気付けなかった自分の気持ちの蓋を外して
.
.
きゅ、と目の前の幻太郎くんに抱きついた。
.
.
「私も、ずっと前から好きだった…みたい」
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作者名:めゃ | 作成日時:2020年1月27日 18時