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貴方side
できたパスタは超美味しそう。
「おいしそー、いただきまーす」
幻「どうぞ、小生もいただきます」
「んまっ!!」
お腹すいてなかったとはいえやっぱり美味しいものほ美味しい。
幻「それは良かったです。貴方も手伝ってくれましたし、はかどりました」
「私なんかほとんど何もしてないけど。でも美味しいね、コレ」
幻「まあ小生の手にかかればこのくらいちょちょいのちょいです」
「古っ」
幻「泣きました」
「嘘乙」
幻「えーん」
「嘘乙」
.
.
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やっぱり楽しいなあ。
でもそろそろ帰らなきゃ。
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それにさっき幻太郎くんの背中見てて思い出した。
.
昨日私が悩んでいたこと。
幻太郎くんの迷惑じゃないかな?ってこと。
でももし本当に迷惑なら会えなくなったりするの寂しいな、ってこと。
寂しさの理由は多分、幻太郎くんのこと家族みたいに思ってるから。…だと思う。
.
「ごちそうさまでした〜」
幻「お粗末さまでした」
キッチンに戻っていく幻太郎くんをなんとなく眺める。
「ねー幻太郎くん。」
幻「なんでしょう?」
.
.
「幻太郎くんって好きな子とか、いないの?」
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作者名:めゃ | 作成日時:2020年1月27日 18時