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貴方side
なんだか今日は至れり尽くせりで、幻太郎くんが朝御飯を作ってくれたり、お風呂の用意をしててくれたりととても優しい。
「朝御飯うま…」
朝風呂としてお風呂をお借りして、下着は仕方なく昨日のを付けて、あとは幻太郎くんの部屋着(和風だけど)を着て、朝ごはんなう。
これがまた美味しい。
しかも豪華。(重要)
幻「喜んでくれたなら良かったです」
「うん！めっちゃ嬉しい、ありがとね」
幻「いえ。ところで今日は如何しますか？土曜日ですけど」
「んー…昨日ちょっと頑張ったからなあ…」
幻「一緒にダラダラ、します？」
「え！いいの？幻太郎くん原稿は？」
幻「まあ…来月までですし…」
「本当？！」
なんだか昨日から大事なこと忘れてる気がするけど。
気になるけどそれでも今のこの時間を失いたくない。
幻「嘘……と言いたいですが、本当です」
「嘘を言いたくなるな」
幻「それは妾には難しいでおじゃ〜」
「もう…」
あぁ、これなんだよなぁ。
この嘘も本当も綯い交ぜの、"くだらない" やり取り。
このくらい中身の無い話が1番楽しい。
幻「ご飯食べたら何しましょうかね」
「朝だからまだ面白いテレビもないよね」
幻「そうですねえ…あっ、小生今度乱数たちと見ようとしてた映画を借りてあるんです」
「なんの？」
.
幻「ホラーです」
.
「ホラーねぇ。でも今から見るの？乱数さん達と見るんじゃ？」
幻「いえ、別にそうなったらそうなったでいいです。みましょうか、ホラー。」
「ん、DVDセットするよ」
幻「いえ、貴方は座っててください」
「今日紳士…」
幻「いつもでしょう」
「それは嘘」
幻「傷つきました」
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作者名：めゃ | 作成日時：2020年1月27日 18時
