第80話:サン ページ34
黒い笑みを見せるのは大切な友達…本物のサンだった
『サンっ…え、どうして此処に…？？！』
彼女は僕が元々通っていた学園の制服に身を包み、その場に実在していた
透けることなんてなく…その場に……！
“ぐにゅぅ〜”
サン「うふふ、細かい事は後回しにしましょう？それよりA…一体貴女どれ程ジ殺をするのかしらぁ？？」
『いひゃひ…;;;』
サン「そもそも貴女はねぇ…！！(ｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞ」
動揺する僕とは裏腹に更に真っ黒な笑みを見せて僕の両頬を容赦なく引っ張るサン
……うん、僕の知っているサンだね
こんな状況でも昔のようにｸﾄﾞｸﾄﾞと説教をするのは彼女くらいだろう
…………あれ、今更ながら何処かデジャヴ？？
サン「ちょっと、聞いているの？そもそも貴女は前から(ｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞ」
………ローズハートくん無視かい？？彼1番危ない状態なのだけど
僕は顔色を疑いつつも彼女が引っ張っている頬の手を何とか外させた
うぅ…痛い……絶対頬赤くなっているよ……
『ね、ねぇサン？まず彼を助けなければいけないのだけど……』
サン「私、あの赤髪の彼のことどうでもいいから」
『酷いね！？私が友達になりたいと思った良い子なのだよ！！？それにさっき“任せて”と自分で言っていたじゃないか！！』
そして何とも晴れやかな笑顔！！！
本当に彼の事を赤の他人としてしか見ていないのだね！！？
サン「そんなもの言葉の綾よ。というか私の話はちゃんと聞いていたのかしら？」
『後で嫌というほど聞くから！！今は彼を助け出したいのだよ！！』
サン「………ほんっとお人好しよねアナタ…まぁ其処が良いところなのだけれど」
呆れているサンは深く溜息を吐くと、ローズハートくんの正面まで歩いていく
………ねぇ、嫌な予感がするの僕だけかい？？
サンって偶に大胆な行動に出ると言うか…何というか…他人には容赦ないのだけど
流石に、初対面には……ねぇ？？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾄﾞｺﾞｯｯ
『え"……』
リドル「……？？」
サン「良くも私のAを泣かしてくれたわね」
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あ - キャラが文ストの太宰治みたいですね (8月19日 21時) (
レス) @page5 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
ゆずの皮 - 3以外消えていますけど大丈夫ですか？でも面白かったです！ (6月20日 0時) (レス) id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 3以外のシリーズが消えていますが大丈夫ですか？何があったのかは分かりませんが、頑張ってください！ (2023年1月25日 22時) (レス) id: b758d3b9e4 (このIDを非表示/違反報告)
初 。(プロフ) - 作者様、3以外のシリーズが消えてますが大丈夫ですか？？このシリーズとても好きで読み返しに来れば削除されていて残念です…。 (2022年3月13日 23時) (レス) id: 8fa79c3961 (このIDを非表示/違反報告)
狂歌 - 作者様、見ているか分かりませんがこれだけ伝えさせて下さい。このシリーズ大好きです!! (2021年8月9日 16時) (レス) id: 82435b515f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年5月27日 17時
