死にたがりの監督生3【ツイステ】

第69話:瞬殺 ページ23

翌日


ユウは激怒した

必ずやあの問題の3バカをしばかねばならぬと決意した

ユウはバカの考えている事がわからぬ

ユウはジ殺マニアである

常に模索し、実行してきた

ユウh『走れメ○スやめてくれないかな！？というか……あの3バカ酷過ぎる！！！！』


トラッポラくんとデュース、グリムとは多少気まずいながらも一緒の部屋で寝た

まぁ、そうと言っても首吊り睡眠をしようとして監視の名目で一緒の部屋で寝させられただけなのだけど……

僕が寝ている隙に勝手に


“先に寮長に決闘しに行くな〜”


という置き手紙だけして勝手に行った

勝手に！！！

何！？君達コンビニ行くノリで決闘しに行くの！！？

馬鹿なのかい！！いや馬鹿だった！！

もう今度からまとめるとき3バカでいいよね！！？


確かに僕はローズハートくん側に着くと言ったけどさぁ！！？

声くらいかけてくれないかな！！？


僕はオンボロ寮から学園の鏡舎、そしてハーツラビュル寮へと体力がないのに全力疾走した


ケイト「あっ、ユウちゃん！マジ遅い！もう終わっちゃったよ！？」

『早くない！？というか私が全力疾走した意味…っ！！』


人集りが出来ている所へ行けば、けーくんが僕に気付き、答えてくれた

呼吸を何とか整えつつも、けーくん曰く、決闘はローズハートくんvsトラッポラくんとデュース

2人は瞬殺されたらしい

瞬殺、と言っても彼のユニーク魔法で魔法封じをされ、決闘が出来ない状態にさせられたらしい

僕が人混みを切り裂き、前へ辿り着いた時にはローズハートくんは2人を見下ろしていた


リドル「その程度の実力で、よく僕に挑もうと思ったものだ、恥ずかしくないの？やっぱりルールを破る奴はダメ。お母様の言う通りだ」

デュース「くっ…確かにルールは守るべきだ。でも無茶苦茶なルールを押し付けるのはただの横暴だ！」

リドル「はあ？ルールを破れば罰がある。そして、この寮では僕がルールだ！だから僕が決めた事に従えない奴は首をはねられたって文句は言えないんだよ！」

『ローズハートくんっ！！』


また…またアイツがうっすらと見えてきた…っ！！

何故…？？昨日は見えなかったのに…？？

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