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「生きたい」と願った。強く、深く
「死にたくない」ではなく、「生きたい」と
齢16にして、自らの一生の終幕を他人から告げられるなど思ってもみなかったからだろう
今宵は稀に見る赤月だ
「不吉の象徴」と言われ疎まれるそれに、今日だけは、特に気が滅入ってしまった私の話し相手になってもらおうと思った
しかし、実際は違った
私の目の前には、話し相手になるはずであった赤月を背にするように、眉目秀麗な男が立っていた
風が部屋に吹き込み、カーテンを優しく撫でるように揺らした際に入ったのだろうか。音もなければ気配もなく、一瞬のうちに現れたように見えた
自然と私の頭の中には、恐怖、焦燥、不気味さなんてものはなかった
ただひたすらに、その男の「神秘」とでも言えるに等しいその美しさを。力強い波が如くうねる黒髪を。赤月にも負けぬ、血の色とも言えるような赤い瞳を。白月にも劣らぬような美白で凛々しい肌を。「興味」に近しい目で見つめていた
ただ一つ、私が聞きたくてやまなかった事がありそっと口を開いた
「貴方様は.....」
一体、何者なのでしょうか______
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斬歌3です！鬼舞辻無惨様の夢小説です執筆状態：連載中
「生きたい」と願った。強く、深く「死にたくない」ではなく、「生きたい」と
齢16にして、自らの一生の終幕を他人から告げられるなど思ってもみなかったからだろう
今宵は稀に見る赤月だ
「不吉の象徴」と言われ疎まれるそれに、今日だけは、特に気が滅入ってしまった私の話し相手になってもらおうと思った
しかし、実際は違った
私の目の前には、話し相手になるはずであった赤月を背にするように、眉目秀麗な男が立っていた
風が部屋に吹き込み、カーテンを優しく撫でるように揺らした際に入ったのだろうか。音もなければ気配もなく、一瞬のうちに現れたように見えた
自然と私の頭の中には、恐怖、焦燥、不気味さなんてものはなかった
ただひたすらに、その男の「神秘」とでも言えるに等しいその美しさを。力強い波が如くうねる黒髪を。赤月にも負けぬ、血の色とも言えるような赤い瞳を。白月にも劣らぬような美白で凛々しい肌を。「興味」に近しい目で見つめていた
ただ一つ、私が聞きたくてやまなかった事がありそっと口を開いた
「貴方様は.....」
一体、何者なのでしょうか______
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斬歌3です！鬼舞辻無惨様の夢小説です執筆状態：連載中
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斬歌3(プロフ) - いつもお読みくださり、さらには楽しみにしていてくださりありがとうございます！作品を書く最高のモチベーションになります！了解致しました！リクエストにお応えできますよう、精一杯制作に尽力いたします！！ (2023年3月20日 23時) (
レス) id: cf3eaab1b0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し51276号(プロフ) - いつも楽しみに拝読しています！リクエストなのですが、もし可能でしたら白無惨様との絡みが見てみたいです……！ (2023年3月20日 22時) (レス) id: f995cee403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬歌3 | 作成日時：2023年3月5日 0時
