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放課後、校門で待っていると朱桜様が乗っている車が来ました。
「こんにちは、成瀬さん。」
『こんにちは、朱桜様』
挨拶を交わし、どうぞ、と朱桜様に手を引かれ車の中へ。
繁華街で降ろしてもらいます。
「何処か行きたい所はありますか？」
『え、っと』
行きたい場所なんて考えている筈もなく
『朱桜様が行きたい所にお供致します』
「そうですか……」
正直、私も考えていなかったのです、と苦笑いの朱桜様。
「とりあえず、歩きましょうか」
『そうですね』
平日でも人が多い繁華街。
恥ずかしながら、繁華街に来たのは初めてで。
一度、行きたい、と両親に話したことがあったのですが、許諾をいただけなかったのです。
なので初めて見るものばかりで、
何もかもが新鮮で、
きょろきょろ、と周りを見ながら歩いていたら朱桜様との距離も広がっていき、
更には人にぶつかってしまいました。
『も、申し訳ありません！』
頭を下げ、謝罪をします。
「あ、あぁ…大丈夫ですよ」
優しい方で良かったです…と安堵の息を漏らしていると
「成瀬さん、大丈夫ですか？」
すると、少し先を歩いていた朱桜様が戻ってきてくださいました。
『大丈夫です、すみません…』
「ふふっ…謝る必要はありませんよ」
優しく微笑み、すっ、と私の手を握り歩き始める朱桜様。
『え…！？えっと……』
しっかりと握られた手から伝わる朱桜様の体温。
「また、ぶつかってしまうかもしれませんから」
うっ……そうですようね、他の方にこれ以上迷惑をかける訳にはいきません。
少しでも浮かれた自分が恥ずかしいです。
「それに、
その……カレカノなんですから、手ぐらい…繋いだって良いじゃないですか…？」
うつ向いていた顔を上げ、朱桜様を見ると、
前を向いており顔は見えません。
しかし、
耳、真っ赤……。
自然と顔が綻ぶのを感じます。
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すのーどろっぷ(プロフ) - ななさん» リクエストありがとうございます…!^^*多忙な為遅くなってしまうと思いますが、書かせて頂きます!! (2019年9月9日 22時) (
レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエストなのですがまだ出来ますか？出来たなら数年後の結婚式と夢主ちゃんと司くんの子供の日常が見たいです！ (2019年9月9日 20時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - ユキさん» そ、尊敬ですか!?嬉しいです;;;;体の心配まで…ユキさんもどうぞ体調にはお気をつけくださいね^^*温かいお言葉本当にありがとうございます!! (2017年12月22日 19時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すのーどろっぷさん» もちろん見ています。作品の雰囲気が大好きです。お体に気をつけてください。尊敬しています。←支離滅裂ですが気にしないでやってください (2017年12月22日 17時) (レス) id: 786aeb4d35 (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - ユキさん» わぁあああありがとうございます!!リクエストありがとうございます!遅くなってしまいますが、精一杯書かせていただきます;;;;リクエスト内容からして、ななさん側の小説も読んでくださっているのでしょうか…どちゃくそ嬉しいです;;;; (2017年12月22日 17時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
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