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司side
『ねぇ…この組み合わせって1番なっちゃいけないやつじゃない?』
「激しく同意です。」
グッとパーの結果、
ななさんと私
成瀬さんと逆先先輩
という組み合わせに。
正直、とても気まずいです。
ななさんとは私の記憶上、会話したことがありません。
それは彼女同じ様で、無言のまま歩いて行きます。
真っ暗なので彼女の表情も分かりません。
何か話題を振った方が良いのでしょうか…?
『あのさ、朱桜様。』
「え、何でしょう?」
此方が話題を降る前に話掛けられました。
『なるちゃんのこと、本当に好き?』
「え…?」
いきなりの問いに戸惑いを隠せません。
けれど、彼女は話を進めます。
『朱桜様に告白すればって言ったの私なの。それで1回すごく泣かせちゃった。
けど、最終的に朱桜様と付き合えてなるちゃんはすごく嬉しそうだし、私も嬉しい。
けど、もし…朱桜様がなるちゃんに同情して、付き合っいるのだとしたら、
別れてもらうよ。
なるちゃんをまた泣かせてることになったとしても。』
彼女は私に目を合わせ、そう言いました。
暗闇でも彼女が真剣に言ってるのがわかります。
長い前髪から除く瞳に恐怖を感じる程に。
成程、彼女は成瀬さんのことをとても大切に思っているのですね。
「私が成瀬さんに同情して付き合ってる?
随分、trustされてないようですね…
御安心を、私は成瀬さんを愛していますよ。」
ななさんと目を合わし、そう答えます。
『…そう、なら良かった…』
先に目を逸らしたのはななさんでした。
『あ、けどなるちゃん泣かしたら許さないからね?』
「Of course.泣かせなどしませんよ。」
『なら良し!
んで、話すっごく変わるんだけど、私お化け屋敷無理なの。さっきから足がガクガク震えてんの!』
「おや、そうなのですか?
奇遇ですね、私もです。」
一瞬驚いた表情をした彼女でしたが、
『なら、話が早い。
ここからゴールまで全力疾走で行くけどOK?』
「勿論です。
まぁ私の予想では、途中で何度か止まると思いまけど…!」
eye contactを1度とり、
まだ見えぬゴールまで走り始めました。
『あぁああああ無理無理無理!!触んないでくださいぃいいいごめんなさいぃいいいい』
「ななさん…!其方はgoalとは逆方向ですよ!?
うわぁっ!手、手が沢山あります!!動いてます!!」
『実況しなくていいからっ!!』
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すのーどろっぷ(プロフ) - ななさん» リクエストありがとうございます…!^^*多忙な為遅くなってしまうと思いますが、書かせて頂きます!! (2019年9月9日 22時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエストなのですがまだ出来ますか?出来たなら数年後の結婚式と夢主ちゃんと司くんの子供の日常が見たいです! (2019年9月9日 20時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - ユキさん» そ、尊敬ですか!?嬉しいです;;;;体の心配まで…ユキさんもどうぞ体調にはお気をつけくださいね^^*温かいお言葉本当にありがとうございます!! (2017年12月22日 19時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すのーどろっぷさん» もちろん見ています。作品の雰囲気が大好きです。お体に気をつけてください。尊敬しています。←支離滅裂ですが気にしないでやってください (2017年12月22日 17時) (レス) id: 786aeb4d35 (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - ユキさん» わぁあああありがとうございます!!リクエストありがとうございます!遅くなってしまいますが、精一杯書かせていただきます;;;;リクエスト内容からして、ななさん側の小説も読んでくださっているのでしょうか…どちゃくそ嬉しいです;;;; (2017年12月22日 17時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
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