17.楽屋 ページ17
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大人しくししょーに手をひかれながら、歩いていく。
「ここだヨ」
そう言ってノックもせずにドアを開く。
『え、ちょっ、ここどこ…！？』
「あ、ししょ〜！おかえりな〜♪」
「夏目くん…！良かったぁ…帰ってきてくれないのかと思いました」
え…？人がいる？？
てか、マジでここどこ？
頭に無数の？マークを浮かばせてる私を見て、ししょーはくすり、と笑う。
「ここは、ボク達“Switch”の楽屋だヨ…♪」
楽、屋…？
『ってそれ、関係者以外立ち入り禁止じゃ！？』
「ン？見習いちゃんはボクの弟子だろウ？関係者だから大丈夫♪」
？？いいのか？それ。
首をかしげる私の前に、黄色い髪の子が目の前に現れる。
「ししょ〜のお弟子さんな〜？
春川宙っていいます！よろしくな〜♪」
『え、あ…七瀬Aです。
よろしく、お願いします…宙くん？』
はい！と元気よく返事する宙くん。
あ、思い出した。
いつか、ししょーが言ってた“ソラ”はこの子だ。
宙くんは黄色い髪に黄緑のメッシュが入っており、私とあまり身長が変わらない。
なんか親近感…
「えっと、青葉つむぎです。
夏目くんがいつもお世話になっています。」
『！？』
宙くんの後ろからにゅ、と出てきたつむぎ(？)さん。
びっくりした。
『あ、こちらこそ、いつもししょーにはお世話になっております……？』
ししょーのお母さんみたい、これがつむぎさんの第一印象。
すると、うっ、とお腹を押さえて崩れ落ちたつむぎさん。
『ど、どうしたんですか…！？』
「センパイ、余計なこと言わないでくれる？」
「夏目くん……いきなり殴るなんてひどいです……」
え…？
ずっと私の隣にいたししょーが拳を作って、つむぎさんを睨んでいる。
なに、この状態。
宙くんに小声で聞けば、いつものことな〜♪と帰ってくる。
なに、Switch怖い。
「それよりも…」
この緊迫した空気に不似合いな明るい声で宙くんは言う。
「ししょーとナナセは何で手、繋いでるの〜？」
『え…？』
宙くんに言われ、右手に目をやる。
私の右手はしっかりとししょーの左手に繋がれており……
『うわぁ…！！ち、違うんです！これには訳が…！』
ばっ、と手を離し、ししょーから距離をとる。
何でもないはずのことがやけに恥ずかしく感じる。
「ふふ…見習いちゃんハ、恥ずかしがり屋さんだネ」
そう、ししょーは妖しく笑う。
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すのーどろっぷ(プロフ) - ♪咲那♪さん» 長らくお待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。そう言って頂けてとても嬉しいです!のんびりではありますが、更新頑張っていきます^^* (2018年7月30日 11時) (
レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
♪咲那♪(プロフ) - 更新再開して良かったです！これからも更新頑張ってください！楽しみに待ってます♪ (2018年7月30日 11時) (レス) id: 282e7e9f5d (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - ほたるさん» ありがとうございます!!もろタイプですか!嬉しいです;;;;好きになってもらえるよう更新頑張っていきます!! (2017年11月26日 13時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - この小説、もろ私のタイプだ！！（オッドアイ、なっちゃん、魔法使い、悪魔、研究者）ものすんごく好きになる予感が！！！更新頑張ってください！！！！ (2017年11月26日 12時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - さくさん» ぱっ、とインスピレーションが沸いてきました笑わぁ!ありがとうございます!さくさんの予感が的中するよう更新頑張っていきます!! (2017年11月25日 22時) (レス) id: 9445aaa6c2 (このIDを非表示/違反報告)
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