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伏黒side

伏「津美紀、待っててもAさんは来ないと思う」

津「今日はくるかもしれないじゃん。」

伏「来れないよ。前にメール見せただろ。あの人忙しいし仕方ないんだよ」

玄関先でAさんを待つ津美紀。

今日は五条さんが来る日だ。だからもしAさんがくるとしたら、五条さんと一緒に来るんじゃないか

伏「・・・・」

Aさんが来てからはや1週間。そして俺に任務があるから来れないかもと連絡が入ってから早5日経った。

連絡は、ない。

津「・・・Aさんの用事、そんなに長引くものなのかな」

伏「・・・・」

今までAさんは長くて1週間、それでも2、3日に1回はここに来ていた。

任務でどれだけ忙しくても、来てくれていた。

伏「(この前珍しく2週間空いてたけど・・・・それでも毎日メールはくれてた)」

だからこそ、不安だ。

Aさんは五条さんから聞くに、学生ながら大人以上に戦えるほどの人。

正直俺は五条さんよりAさんの方が人として尊敬できる。

津「・・・・どうしよう、何か事故とか・・」

伏「っ・・・・」

ないとは言い切れない。呪術師は命懸けだ。

Aさんがそうじゃないとは・・・とても・・・

ガラガラ

玄関から入ってきたのは

五「やっ、元気?2人とも」

伏「五条さん」

津「五条さん!」

五「あれ、2人とも玄関にいたの?僕に会いたかった?」

後ろを覗き込むが

伏「(Aさん・・・いねぇな)」

津「あ、あのっ、Aさんって・・・」

五「A?まだ帰ってきてないと思うけど、どうかした?」

津「あっ・・・まだ、なんですね・・・」

あからさまにしょんぼりする津美紀

伏「・・・・Aさんって、いつ帰ってくるんですか」

五「ん?多分あと1日もすれば帰ってくると思うよ。今回のはでかいけどそこまで危険なものじゃないって聞いてるからさ。」

津「本当ですかっ!?」

五「多分ね〜さて、恵、行こっか」

伏「あ、はい」

津「今日も夕飯作って待ってますね!」

伏「・・・いってきます」

五「行ってきまーす!」

津「いってらっしゃーい!」

・・・

五条さんはああいったけど

伏「あの」

五「ん?」

伏「本当にAさん、大丈夫ですか?」

五「やけに今回は心配してるね。大丈夫、なんたって僕の弟子だし」

伏「そう、ですか」

なんでだろう

なんでかわからないけど

伏「(Aさん・・・)」

無事に帰ってきてください

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作者名:あや | 作成日時:2023年10月15日 14時

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