47 ページ10
夏「・・・どういうことだい?悟」
五「どうも何も、こいつ術式持ちだよ。でも全然弱っちいからどんなものかまではまだわかんないけど」
「え、なんでそんなことがわかるんですか・・・」
夏「悟の目はね、六眼って言って目がいいんだよ。相手の呪力の流れとかをすごく細かくまで見れるんだ。」
五「そーゆーこと。何、このガキンチョ呪術師にでもなんの?」
夏「うん、これから修行を積ませるらしいよ。と言っても学校があるからそれと両立して、だけど」
家「お名前は?」
「あ、皆見、Aです。」
家「そっか、Aちゃん何歳?」
「11歳です・・」
家「まだ小学生じゃん。いいの?この世界クソだけど。」
「はい、私が決めたので・・・頑張ります」
家「いい子だね・・ちなみになんでそうなったわけ?夏油」
夏「実は_」
私の両親が殺されたこと、そしてさっきのやりとりを夏油さんが説明してくれた。
五「けっ、このガキンチョに呪術師つとまんのかよ」
夏「もちろん修行を積まないと無理だろうね。でも、本当に術式を持っているのであれば、修行次第では呪術師の才覚はあると思うよ。」
五「んで?その修行は誰がつけんだよ。この業界人手不足だから見れるやつとかいんのかよ」
夏「さぁ、それはわからないけど・・・」
「あ、あの・・・」
家「Aちゃん、どうした?」
「あの、お二人の名前、なんですか・・・?」
家「ああ、忘れてたね。私は家入硝子。硝子でいいよ。よろしく」
五「・・・五条悟」
「あ、えっと、硝子さんと、五条、さん。でいいですか」
五「呼び方なんざなんでもいい」
家「いいよ」
硝子さんは仲良くなれそう、だけど
「(五条さん、怖い・・)」
夏「悟、相手は小学生だ。あまり邪険にするもんじゃない」
五「うるっせ、ガキは苦手なんだよ」
そんな感じで会話してたら、先生がきた。
夜「夏油、Aちゃんそこにいたのか。急に消えたから驚いたぞ」
五「ちゃん・・・wウケる」
夜「悟、お前はあとで指導だ。_Aちゃん、早速だが家から荷物を持ってきてほしい。ここに住むことになるからな。それと、放課後と週末の何時間かは修行に当てろと言われた。遊ぶ時間が減るが、いいか?」
「はい!大丈夫です。」
元々塾だったし、遊べないのは問題ない。けど、
「誰が修行を、見てくれるんですか?」
夜「・・・」
え、急に静かになった。
夜「悟が、見ろとのことだ。」
五「__は!!??」
127人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あや | 作成日時:2023年7月18日 19時