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家「だから、そんなに気にすることないんじゃない?」

「そうなんですかね・・・」

家「術式に関してはわかんないけどね。そーゆー捉え方もできるってこと」

「硝子さん・・・ありがとうございます。」

家「いーえ。Aちゃんだけだよこんなんやるの。」

「優しい、ですね」

家「Aちゃんがね。」

「え、優しい、ですか?私が?」

家「小学生ってもっと甘えていいんじゃないの。」

それとも甘えるの嫌だったりする?と硝子さんは続けた。

「いや、迷惑・・・かけたくないので」

家「迷惑?私そんなの言ったっけ?」

「言ってない、です」

家「Aちゃんの甘えが迷惑ってんならもうそいつらの怪我は治さない」

「それは普通に困るのでは・・」

家「いいのいいいの。」

そんな会話をしていたら足音が聞こえてきた。

家「・・きたね」

「傑、さんと・・・師匠・・・」

五「・・・・」

師匠は依然、黙ったままだ。

「(怒って・・・るよね・・)」

師匠の顔が見れない。怖くて、見れない・・・

夏「・・・ほら、悟」

五「・・・・・おい、A」

「は・・・い・・・」

五「・・・・・った」

「え・・・?」

五「わる、かった。」

え、師匠が・・謝ってる・・・・?

「なんで師匠が謝るんですか・・・?私が、術式もろくに展開できないのが悪いのに・・」

五「あ?・・・術式は展開できてる。予想とは違うもんきたけど」

「じゃあ、なんで・・・」

五「・・・お前、頭とか痛くねぇの」

「え・・・いっ・・・」

走ったり、泣いていたりしていたからそのせいだと思ってたけど・・・

五「やっぱりな、術式展開するのに脳に呪力を集中させすぎ。だから脳にダメージいってる・・・だから術式やめろって言ったんだよ。」

「・・・私が、術式上手くできていないからじゃなくて、ですか?無意味だからじゃ」

五「誰がんなこといった。本当に無意味だと思ってんなら俺は修行に付き合わねーよ」

ってことは・・・師匠は純粋に危ないから・・・・

ポロポロ・・・また、涙出てきた。

家「五条が泣かしたー」

五「泣かすつもりはなかったんだよ!」

夏「でも、やっとすれ違いがなくなったね」

師匠はこっちへきて屈んでくれた。

五「_んで、どうする。俺はお前が脳にダメージいかないようにするための修行を考えてある。だが、お前が望まねぇなら_」

「お願い、します。」

わかった。と師匠は少し、ふっと笑いながら立った。

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作者名:あや | 作成日時:2023年7月18日 19時

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