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夏油side
五「歩くのだるいから補助監督呼んでのせてってもらうか・・」
「補助監督・・・?」
五「傑と一緒に来た時にスーツ着たやついただろ。そいつらのことだよ」
「ああ!サポートの人!」
五「そ、サポートの人。ついでにコンビニ寄ってもらお」
そう言い合いながら2人は教室を出て行った。
夏「・・・成り行きとはいえ、悟が師匠なんてね」
不安要素でしかないけど。
家「ほんとだな、それにしても、Aちゃんは本当に小学生なのか?」
夏「本当に賢い子なんだろうね。あそこまで悟に言える子も中々いないよ」
自分よりずっと大きい人間を相手にして、しっかりものを言えるのは普通の小学生じゃ無理だろう。
しかし全く修行する気がなかった悟を渋々ではあるがその気にさせていた。
夏「・・・案外、相性良かったりしてね・・」
家「まぁ、悪くはないだろうな。でも、本当に大丈夫か?アイツ手加減とか絶対知らないぞ」
それは本当に硝子のいう通り。私たち基準の修行を積ませそうでAちゃんが壊れたりしないかかなり不安ではある。
夏「やりすぎだと思ったら、私たちで止めればいい」
家「それはそう。でも私はAちゃんのカバーしかしないからな。五条の方は頼んだよ夏油」
夏「もちろんだよ」
さて、今からどうしようかな・・・
任務も終わったし、今日はこれから授業もないから少し暇なんだよな・・・
家「・・・そういえばAちゃんの部屋ってどこなの?」
夏「ああ、そういえば私も知らないな。」
家「ちょっと先生に聞いてきてよ」
夏「はいはい。でも聞いてどうするんだい?」
家「Aちゃん帰ってきた時に荷物運べる状態にしときたいだろ、掃除でもしといてやろうと思って」
夏「いいね。私も手伝おう。聞いてくるよ」
家「よろしくー」
とりあえず上に報告するだけならもう職員室にいるだろう。
夏「(Aちゃんはどんな術師になるんだろうな・・・)」
そんなことを考えながら職員室に足を進めた。
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少し短いですが、ここで切ります!
夏油side難しいぜ・・・
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作者名:あや | 作成日時:2023年7月18日 19時