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五「なんで俺!?そーゆーのって大人がやるんじゃねえの!?」

夜「俺も学生でなく他の術師にと言ったんだがな・・・五条にしろの一点張りだった。」

五「いやいや、俺じゃ無理だって!大体なぁんで俺がガキの修行なんざ見なくちゃいけねえんだよ!」

夏「同感です。せめて悟以外の術師にするべきかと。Aちゃんが可哀想だ」

夜「だがもう決定事項だ。今更変えられないだろう。だが・・・」

五「だが何?」

夜「いや、なんでもない。すまないが悟、引き受けてやってくれないか。」

五「だから俺は・・・!!」

「あ、あの!!」

先生たちがこっち見た。ひえ、こわっ!

「え、と、もう五条さんで決定事項なんですよね・・?」

夜「・・・そうだ。」

「なんで、五条さんなんですか・・?あ、バカにしてるとかじゃなくて!その、数いる中でなんで五条さんなんだろうなって・・・」

はぁ〜・・・と言いながら五条さんは少し屈んだ。

五「あのな、俺超強いの。」

「超強いんですか・・?」

五「そ、超強いんだよ。俺の術式とこの目はめちゃくちゃ貴重な上に中身も外見も完璧。そんな完璧な人間に上は頼りたくなるんだろうけど、俺は嫌。ただでさえ超忙しいし、めんどくさい。」

家「中身クズだけどな」

五「黙ってろ硝子」

五条さんがめちゃくちゃ強い・・・ハッ

「ってことは、私、めっちゃ強くなれるじゃないですか!?」

五「話聞いてたか!?俺は嫌だって言ってんだろ!」

夏「ぶっ・・あははっAちゃんって面白いね」

え、いやだってそうじゃないです???

「五条さんが超強い、ってことは五条さんは術師の中でも実力トップクラスってことですよね」

五「当たり前だろ」

「でも私、五条さんがどうすごいのか知らないです。でも、そんなすごい人が1人の術師を育てられないっていうのは、完璧じゃなくなるんじゃないですか・・?」

五「はぁ!?お前の修行くらい朝飯前だっつの!!」

「でも時間がないんじゃ・・・」

五「んな訳ねぇだろ!時間くらい作れる!」

「・・・・私からも、お願いします。私、目標とか今までなくって、みんな将来の夢とかあるけど、私は全く見つからなくて。でも、今回初めてやりたいって思ったんです!お願いします!私を、強くしてください・・・!」





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めっちゃ見てくれる人増えてて泣きました。
ありがとうございます!!!!!

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作者名:あや | 作成日時:2023年7月18日 19時

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