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「おい、あの人じゃないか？？な、絶対あの人だろ！！」
部下の1人が興奮気味に誰かを指さした。
「違う！あの人も綺麗だけど！」
なんてやりとりを俺は何回聞いただろうか、
「…おい、お前ら会議できたんじゃないのか。人探し続けるなら別のとこ行くぞ」
俺が言うと、部下たちは生返事をして静かになった。
まー目はまだ女の人を追ってるんだがな。
「…なにがそんなにいいんだよ」
「ええ、何でそんなこと聞くんですか！部長も興味あるんですね！」
「違う、そーゆー意味では言ってねぇ。ここまでして見たいのか、って意味だ」
…何がそんなに綺麗だか知らないけど
Aの方が絶対可愛いに決まってんだろ。
「いや、部長ほんとにめっちゃかわいいんすよ、アイドルみたいで」
…いや、それならむしろAだな。
A一択だろそんなん。
俺は頼んだブラックコーヒーを飲みながらパソコンで仕事の続きを始めた。
「でも、あのコンビニのバイトの子もめっちゃかわいいよな」
その言葉に反応する俺。
…いやいや早まるな、コンビニなんてどこにでもあるだろ。
「…あー確かに。あの清楚な感じな。」
そこまで聞いて、これは本当に彼女のことを言ってるのでは。
…と思った。
“どこのコンビニだ？”
聞きたいのはやまやまだけどやめとく。
「俺あの子一回声かけたことある」
ガタン！
俺は思わずパソコンを強く閉じてしまった。
「えー、なんですか、急に」
「…どーなったんだよ、そのあと」
まだ彼女と決まったわけではないけど、会社の近くのコンビニなんて限られてるし…
「え、ここにはめっちゃ興味あるじゃないですか、部長笑」
「うるせーな、で、どーなったんだよ」
ニヤつく他の奴らを無視して、そいつに向き直る。
「…いやまー、ご飯までは行けたんですけ
「は？？」
待て待てどーゆーことだよ。
「えー、部長めっちゃキレてる。」
物珍しそうに笑うこいつらに腹が立つ。
「…って！冗談ですよ！！俺が成功するわけないでしょ！笑」
あはははは、
お前なんて相手にもしてもらえなかっただろ！
みんなの笑い声の中、俺はほっと胸を撫で下ろした。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
