私、わがままだから。(Ryosuke.Y)

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Ryosuke side




涼母「涼介！もう時間だけど」



涼介「え！やっべ！ごちそうさま！」



「行ってきまーす」






そう言って玄関へ向かった



ガチャ






涼介「ごめん！お待たせ」



『いいけど、ネクタイは？』



涼介「あ！よくわかんなくて諦めた！」



『はぁ。貸して！ネクタイ』



涼介「え？」



『いいから早く！』






そう言ってネクタイを受け取ったAは

俺の目の前に立ち、ネクタイを結び始めた。



けど、近い！近すぎる！

男の俺とずっと一緒にいるせいか

基本的にこいつは男との距離も近いんだ。






『よし！できた！ジャケット着て』



涼介「おう。ありがと」







高校は近いから、他愛もない話をしながら

歩いて学校へ向かう。







Aと同じクラスになれますように！














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