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第35話 ページ38

下には血が落ちていた。



目から血…?



なんで?と、Aは考えていたら



「ガハッ!!ゴホッ!!」



吐血して、その場に座り込んだ。



吐血…?



Aはなんて吐血したのか分からなかった。

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コックリさんside



「A…?どうし…A!!?」



コックリさんはAが座り込んで、どうしたのか、Aの方を見たら、吐血していて、しゃがんだ。



「A、大丈夫か!?」


「Aちゃん!?」


それを見た他の妖怪や高山鬼太郎も怒りが収まり、Aの方を見た。



「Aちゃんどうしたんだ!?」


「ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…ハヒュー…ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…ハッ」



Aは過呼吸を起こし、苦しさで涙を流していた。



「ゔ…ぉぇッ゙…ゔぇ゙ぇ゙…」



Aはその場で血が混ざった中身を吐いた。



「ヒュー…ヒュー…ハァハァ…ヤ…ダ…ヒュー…ハヒュー…」


「A、落ち着け」



コックリさんはAを抱き締め、背中を摩った。
Aは過呼吸を起こしながら、コックリさんから離れようとしていた。



「A、大丈夫だ。吐きたかったら吐いて大丈夫だ。だが、ゆっくり深呼吸するんだ。俺に合わせろ」



Aはコックリさんの言う通りに、深呼吸をして、息を整えた。その間、Aは吐くのを我慢していた。



「ハァ…ハァ…」


「大丈夫か?」



その言葉を聞いてAは頷いた後、気を失った。

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波紋(プロフ) - マリイさん» すみません<(_ _)>それは難しいですが、この小説にバルモンドを出す事は考えてます。遅くなりますが、それまでゆっくりお待ちください (2022年10月5日 8時) (レス) id: 2934ac33a1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 鬼太郎5期の西洋妖怪バルモンドの小説も書いてほしいです バルモンド大好きで (2022年10月4日 16時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:波紋 x他1人 | 作成日時:2021年12月31日 19時

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