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第1話 ページ4

人間の皆さん、初めまして。


私は一織(いおり)Aです。


今から皆さんが目撃するのは私の物語です。


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Aside

私は物心ついた時に記憶、前世の記憶を思い出した。そして、この世界がどういう世界かを…

ズズ……ズ……



またか…



ゆかは何かを這いずっている音が聞こえ、音が聞こえる方向を見た。

そこに居たのは人間ではない
どす黒いオーラを纏った"呪霊"が居た。



逃げよう…



ゆかは呪霊に見つからないように、その場を離れて家に帰った。



「ただいま」



ゆかはガチャ、と静かに家の扉を開けた。


共有スペースに電気が付いていて、母と父の怒鳴り声が聞こえた。



また喧嘩か…



これは珍しくも無く、ゆかが生まれて何年か経ったある日喧嘩をしてそれから毎日喧嘩をしている。


父がガラスのコップを壁に投げてると、音を立てて割れて、廊下にガラスのコップの破片が散らばった。



「何やってんのよ!!掃除が大変じゃない!!」


「うるせぇ!!あ?てめぇ、何見てんだよ」



父はゆかに気付き、睨んで言った。



「ごめんなさい…」


「お前はそれしか言えねぇのか!!」



父はゆかにガラスのコップを投げた。



「痛ッ!!」



ゆかは咄嗟に腕を顔に持ってきて
ガラスのコップは腕に当たり、割れて、破片が腕に何個か刺さってしまい、痛くて床に座り込んだ。



「それくらい避けろよ」


「何してんのよ、片付けなさいよ」



母と父はゴミを見るような目でAを見下ろしていた。



「はい…」



ゆかはそう言い、2人が共有スペースから出でそれから片付けて、救急箱を取って腕に刺さっているガラスの破片をピンセットで取った。



「痛い…」



ゆかは血塗れの腕を見て



もう…やだな…



と、呟いた。

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波紋(プロフ) - マリイさん» すみません<(_ _)>それは難しいですが、この小説にバルモンドを出す事は考えてます。遅くなりますが、それまでゆっくりお待ちください (2022年10月5日 8時) (レス) id: 2934ac33a1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 鬼太郎5期の西洋妖怪バルモンドの小説も書いてほしいです バルモンド大好きで (2022年10月4日 16時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:波紋 x他1人 | 作成日時:2021年12月31日 19時

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