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第11話 ページ14

「見つけたか?」


「ううん」


「そうか…」



コックリさん達は横丁で鬼太郎を探したが、見つからなかった。



「後は…人間界か?」


「そこしかなさそうじゃな」


「でも…人間界は広いんだよ?鬼太郎見つけられるかなぁ…」


「………」



カワウソは皆に言い、皆は黙ってしまった。



「は!閃いた!怪我だらけの女の子と鬼太郎はすぐに戻ってくるよ!」



そう言ったアマビエに皆はバッとアマビエの方を見た。



「本当か!?アマビエ!!」


「う…うん…アタイの閃きだからだからね…当たるよ!」



アマビエはバッと見た皆の圧に少しビビりながら答えた。



「じゃが…怪我だらけの女の子とは…誰なんじゃ?」


「それはアタイにも分からない…」



(また鬼太郎が女の子とぉぉ…!!)



猫娘はアマビエの閃きを聞いて、怒っていた。



「ね…猫娘…?」


「どうしたの?」


「い…いや…なんでもねぇ…」



皆は猫娘の殺気みたいなのを感じて、ビビっていた。

すると、カランコロンと下駄の音がした。



「下駄の音…!まさか…!」



横丁の入る場所から、鬼太郎がカランコロンと下駄の音を出しながら出てきた。



「鬼太郎!!」


皆は高山鬼太郎の方に行った。



「鬼太郎…その子はって傷だらけじゃない!!」



猫娘は鬼太郎がおぶっている傷だらけの子を見つけた。



「A!!」


「A!?この子がAちゃんなの!?」


「高山!なんでAが傷だらけなんだ!!」



コックリさんは鬼太郎がおぶっている傷だらけの子がゆかだと分かり、高山鬼太郎に聞いた。



「コックリさん、落ち着け。聞きたいのは分かるが今はその子の手当が先じゃ」



砂かけばばあがコックリさんを止めた。



「そ…そうだな」



Aの傷の手当をする為に数人の妖怪はアパートの部屋に連れて行った。

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波紋(プロフ) - マリイさん» すみません<(_ _)>それは難しいですが、この小説にバルモンドを出す事は考えてます。遅くなりますが、それまでゆっくりお待ちください (2022年10月5日 8時) (レス) id: 2934ac33a1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 鬼太郎5期の西洋妖怪バルモンドの小説も書いてほしいです バルモンド大好きで (2022年10月4日 16時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:波紋 x他1人 | 作成日時:2021年12月31日 19時

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