【オリオンの刻印】日本の女神？元通り魔ですが (ページ5)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:10,656 hit

第4人目決戦前の、(上) ページ5

「やっと終わった。しかしサッカーがまたできるなんて…これは夢…痛て。現実だわ。」
私は痛い両頬を抑えながら家路へ向かっている。
「合宿は明日からかぁ、じゃあ荷造りして、家の中も片付け…」
家？

『おい！なんで俺に酒注がねぇんだよ無能！さっさと持って来い！』
『…もうないわよ！お酒も！買うお金も！』
バリン！
『きゃあ！』
『何も出来ねぇ馬鹿女が口答えすんな！ガキの金でも使えよ！』
『そうよねごめんなさい打たないで打たないで打』
ガサゴソガサゴソガサゴソ
『お母さんやめて！それ今月の家賃だよ！」
『A、ごめんなさい！』
『嫌！行かないで！』
『ピーピーうるせえな！…今日のお仕置きはお前だなぁ～ニシシ』
バゴン！
『どれだけ耐えるかなぁ～！』

ッ！
嫌な物を思い出した。
大丈夫。今日はあの悪魔はまだいない。
今日乗り切れば世界に行ける。
…昼間に全て終わらそう。
両手で服を掴んでズカズカ歩き出す。

？あの人…
「ん～？日本の地図はどうなっているんだ！複雑かつ曖昧な地図をこのペク様に設けるなど！…この道を右に…？は？」
韓国のエースペク・シウ。
…こんなに残念だったっけ
「あの～」
「大体曲がり角が多すぎる！」
「あの！」
「うわぁっ！って誰だ！」
やっと気づいた
「韓国代表のペク・シウ君だよね？」
「ああそうだが！この俺に用か？」
「…迷子なんだよね？」
…えっめっちゃ顔赤くなったんだけど
「な、何でスポーツショップに行きたいと分かったんだお前…！」
「うん半分は自分で言っちゃったね、んでそこの場所分かるから案内しようか？」
カァーと顔の赤みが増していく
「お前何言ってるんだ！そんなもの要らん！」
あー切れちゃったか
「そうか…ごめんね」
とか言ってすたすた離れ…
「おい！」
「わっどうしたの？」
いつの間にこっちに来ていたらしい。
「俺はお前に案内されるつもりはない。
…ただしついて行ってやってもいいぞ」

「私ねサッカーが大好きでね、日本が優勝するのが夢で
「私にはサッカーしか無いってか？」
…えっ？
「いきなり何言い出すの？」
「そしてサッカーは私の救いです、ってとこだな」

「忠告する。
もうサッカーに夢見るな。
日本は韓国にボロボロになって負ける。
お前は＿サッカーに絶望する。」

下に続きます。
早く韓国戦やりたいいいい←