第2人目 謎の監督と日本代表 ページ3
…はあ?
「なに言ってるのか分かんないんだけど?
日本代表?どういうこと?」
「サッカー日本代表ですよ〜ご存知ないですか?」
中国人はニヤニヤしながら続ける
「そう、今大人気のスポーツ、サッカー!!その影響力は中学サッカー部を学校のランクとさせるほど!特にFFで優勝した雷門!!彼らは日本のサッカーの象徴となりました!!
サッカー日本代表に選ばれることはこの上ない名誉なのです!!」
演技がかった口調は不信感を生んだ。
「ああ、まだ名乗っていませんでしたね。
私は趙金雲。雷門サッカー部の監督です」
「そして…あなたはサッカーの期待の新星、いえ
そんなこと、なんで知ってるの!
「だから私を?へぇ、クリエイティブだなぁ
犯罪者を尊い日本代表に入れるなんて」
「謙遜しないで下さいよ〜あなたは小学生の時に中学サッカーの天才を多く輩出したサッカークラブ**に所属していたんでしょう?すごいですね〜!しかもそこのエースにまで登り詰めたと!」
「中学生になってもサッカーの進学校でその実力を認められるなんて、並大抵の人には出来ませんよ〜」
……胸騒ぎ。
「しかし半年前に事情が変わった。親御さん、離婚したんでしょう?あなたはやむを得ず学校を公立に変え住所を変え父親も変え、虐待と貧困に全てを奪われた。違いますか?」
悲しいぐらいに全て正しかった。
脳裏に今日の夕方のことがよぎる。
痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
もうやめて!!そんなこと聞きたくない!!
「そんな中お金を得る方法、思いついたのが
これなんて」
「つ、つ通報する……?」
おそるおそる顔を見る。
奴は顔色ひとつも変えないでこう宣言した。
「いえいえ、こんな素晴らしい人材は警察に渡しませんよ!」
……ホント、変わってるよね。
「しかしひとつ条件をつけましょう。私の仕事のお手伝いをしてもらいます。そんなに難しいことは要求しませんし、練習に支障は出ない程度ですから。」
「特典もつけましょう。
優勝すればあなたがサッカー出来る最高の環境を用意します!」
「……本当?」
「はいー私嘘は言わないので!
現状を脱してスペインに留学したいんでしょう」
何者なの……なんで知ってる!
スペイン留学の夢は、誰にも言ってないのに。
恐ろしいわ。
金山Aさん、日本代表に入りますか?
封筒を差し出す。
もちろん、イエスよ。
第3人目 イナズマジャパン、始動→←設定(いらない人は飛ばしていいです)
ラッキーアイテム
edの人狼ゲーム
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
米野花子(プロフ) - モモさん» ありがとうございます! (2019年3月2日 22時) (レス) id: 38d207c2d1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 定期試験頑張って下さい!いつも楽しく見ています(・∀・) (2019年3月2日 14時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米野花子(プロフ) - モモさん» 足に秘められし闇が笑 (2019年1月5日 21時) (レス) id: 9d38e75142 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - おうふ…主ちゃんの足が心配な今日この頃(´・ω・`) (2019年1月5日 17時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
米の花子(プロフ) - リンさん» ありがとうございます涙リクエストは受付中です! (2018年11月18日 20時) (レス) id: 3e519be2b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:米野花子 | 作成日時:2018年10月20日 0時