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銀八先生side
キーンコーンカーンコーン
銀魂高校にHR終わりのチャイムが鳴り響く
「はーい、HR終わりー。かいさーん」
俺の気の抜けた掛け声と一緒に、みんながぞろぞろと動き出す。
その中で、2人
びくともしない生徒がいた。
「おい、起きろヨA、神威」
ぐるぐるメガネっ子神楽に声かけられるもなお、いびきをかいて寝ている。
もうお気づきだろう。
そう、この2人こそが
銀魂高校名物、《ハッピーセット》と呼ばれる生徒
問題児神威とアホのA。
小中高と同じ学校。
そして、どれも毎年同じクラス、しかも隣の席(らしい)。
ここまでくると先生の悪意が感じられるくらいだ。
当の本人たちは、「まぁいいんじゃね?」くらいのノリで片付けている。
神楽にげんこつを食らわされやっと起きたAと神威。
眠そうに目をこすり、あくびをしている
そして、その動作までもがシンクロしている。
ここまでくると、「お前ら兄妹なんじゃねーの?」と疑問を持つくらいだ。
俺がじっと見ていたことに気づくと、慌てたAは、苦笑いしてそそくさと1限目の準備をし始めた。
神威はというと…
慌てて1時間目の用意をする隣のAを、そいつにしか向けない笑顔で見つめていた。
微笑ましい。
が、正直、ラブラブすぎて早くくっついてほしいと思う俺だった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名:華恋 | 作成日時:2017年8月3日 14時