【HUNTER×HUNTER】前世の記憶を持っている綺麗な物好きが原作とのギャップに苦しむ話

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とある王国のとある貴族の娘。

幼い頃から天使のようで、成長した姿はまさに傾国の美少女。

綺麗な金色の髪に大きな翡翠の瞳。

唇と頬は薄く桃色に染まり、肌は作り物の様にきめ細かく白い。

性格も良く、学業も優秀。

そんな私は前世の記憶を持っている。

前世の記憶と言っても、それが私の性格等に作用しているわけじゃない。例えば、1本の映画を見たとして、その主人公に自分を重ねるだろうか。

まぁ、そんな訳で私はこの世界がなんの世界か知っている。

HUNTER×HUNTER、と言う漫画の中の世界だ。

私の前世はこの漫画を読んでいたようで、ある程度のストーリーと登場人物はわかる。

しかし、分かっているからと言って、なにかする訳でもない。

そんな危険などおかしてる暇などないのだ。

目の前に並べられた綺麗な宝石、絵画エトセトラ。

これらは全て、私の為のもの。

前世の私など関係ない。私は私なのだ。

そして私は、綺麗なものが大好きだ。執筆状態：更新停止中