イケメン力カンスト娘【ヒロアカ】 (ページ4)

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ＮＯside

芦戸｢ちょっと質問いいかな蜜蝋さん！！！｣

貴方｢どうぞ、俺に答えられる範囲ならね｣

イケメンに笑顔をトッピングするだけで、こんなにも脅威になるのか。

真実を知ってしまった緑谷は、蜜蝋を見ながらこんなことを考えていた。現実逃避である。
そして、その後麗日に｢どしたのデクくん！？｣と言われるのはしょうがないことである。

今はホームルームが終わったあとの、1時間目の準備時間。
ここぞとばかりに集まったクラスメイト達に、蜜蝋は囲まれていた。

芦戸｢はーっ！！イケメン！！すっごくイケメン！！｣

貴方｢.........質問はしないのかな？｣

葉隠｢あーそーだ。イケメンにやられててちょっと脳みそが停止しかけたわ｣

貴方｢そんなに褒めてくれるなんて、ありがとう｣

麗日｢それがずるい。その笑顔がずるいんや！！｣

貴方｢えぇ...｣

切島｢まぁ、男でもカッコイイ！！て思うくらいだからな！！分かるぜ、その気持ち｣

電気｢うっらやましいな！！イケメンは！！女の子にモテモテなんだろ！！羨ましい！！｣

飯田｢こら！蜜蝋君が困っているだろう！！｣

貴方｢大丈夫だよ。まぁ、女の子にモテるのは事実だしね。それで困っているんだけど｣

峰田｢はっ！！イケメンにしか分からない悩みだぜ！！｣

貴方｢あれ？さっき言っただろう？僕は同性愛者じゃない。女の子に興味はないんだ｣

一同｢｢...............ふぁ？？｣｣

芦戸｢......んーちょっと言葉の意味を間違えてないかな？？｣

貴方｢間違えてないさ。この手の話はうんざりするほどしてきたからね｣

葉隠｢え、それじゃぁ蜜蝋さんって......｣

貴方｢正真正銘、か弱い乙女だよ｣

爽やか笑顔。お値段プライスレスだが。

そんな笑顔を見ながら、1ーA一同は絶叫とも言える叫び声を上げた。