イケメン力カンスト娘【ヒロアカ】 (ページ2)

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第1話自己紹介ページ2

緑谷side

昨日は、ヒーロー基礎学があった。

僕は個性把握テストの除籍をギリギリ免れ、無事雄英高校に通うことが出来る。

そして、ヒーローになる勉強もできる。

2日目以降になったらバリアフリーの大きなドアにも慣れ、教室に入ったら麗日さんと飯田君が話しかけてくれる。

僕なりに、青春していた。

朝のチャイムが鳴り、皆が席に着いて相澤先生が教室に入っていくる。

なんだか、見てわかるくらい相澤先生は疲れている感じで。

あれ？て思ってたら相澤先生はドアのほうにチョイチョイと手招きする。

｢失礼します｣と入って来たのは、黒髪の顔が整った子だった。

ズボンを履いてるし、男の子。だけど、｢失礼します｣の声が少し高めで違和感がある。

相澤｢あーコイツは蜜蝋Aだ。今までは体調不良により欠席だったが、お前らと同じ新一年生だ｣

貴方｢初めましてかな。蜜蝋A。昨日は少し熱をだしてしまってね。いやはや、個性把握テストがあるなんて知らなかったんだよ。焦った焦った｣

相澤｢じゃ、早く席に着け。質問とかは各自でやってくれ。ホームルーム始めるぞ｣

貴方｢あーその前に一つだけ｣

相澤先生を遮って、人差し指を口の前に持っていき、少し笑う。

顔がいいと様になるなーって思ったのは僕だけじゃないはず。

貴方｢一応、忠告だけ。俺、同性愛者じゃないから。女の子からのアプローチは嬉しいけど受けられないから、注意してな｣

｢自己紹介終わり～｣と言いながら、僕とかっちゃんの間の席に座る。

教室は静まり返っていた。

相澤先生は眉間に手を当てて空を仰いでいた。