小話「もうにどとれつさまにはたのみません！！」 ページ17
今回のあらすじ：新しい服を買いにきた
氷雪「どこのおみせにするのですか？」
レツ「……きめてなかった。どうしよう。」
氷雪「え〜………。」
レツ「……じゃあ、あのおみせにいく？」
氷雪「……はい……。」
氷雪(行き当たりばったりとはこの事でしょうか…。)
ーOculus・tabernaー
レツ「……なんか……すごいおみせにはいっちゃったみたい…。」
氷雪「……。」あぁ、なんかもう駄目だ…の顔
■■(……新しいお客様みたい。)
■■(…………ちょっとぶかぶかな服が似合いそう。)
■■(だよね！)
■■(…………。)
■■(………い、行くよ！？出るよ！？いいよね！？)
■■(………………うん、いいと思う。)
レツ「……おみせのひとに…きく？」
氷雪「は、はい……。」
レツ「…あ、あの……。」
■■(え、ぼ、僕の方に来ちゃった……。)
■■「……あ、は、はい。」
レツ「…こどもようのおようふくってありますか？」
■■「……子供用はない…けど、でも、オーダーメイドだから、頼んでくれればあるよ…。」
レツ「じゃあ……そうする？」
■■(……あぁもう、こっそり笑うくらいならこっちに来てよ…。)
氷雪「はい。」
■■「……じゃあ、こっちに来て。」
レツ「？」
氷雪「おーだーめいどなので、ちゅうもんをきくのでしょう。」
レツ「なるほど…？」
氷雪(この店員さん、もしかしてちょっと言葉足らず…？)
■■「できたじゃん！」
■■(…………はぁ……あぁ……うるさ…。)
■■「……オーダーメイド。早くして。」
■■「は〜い！」
■■「小さな君達、ご注文は？」
レツ「え、えっと、ふわふわなのがいい。」
氷雪「わたしは……たたかいやすいのならなんでもいいです……。」
■■「うんうん、わかった。注文通りに作るね。」
■■「…今日は帰っても大丈夫。後日君達のところに送られる………から…。」
■■「…言えたじゃん！」
■■「言えたかも……。」
レツ「……わかった。きょうはもうかえろう。」
氷雪「うん、かえりましょう。」
ー後日ー
レツ「おようふくとどいた！」
氷雪「みますか？」
レツ「みる！！」
ーダンボール開封中ー
氷雪「わ……うわぁ……。」(驚)
レツ「かわいい！」
レツ「ひょーせつのはこっちだって。」
氷雪「わ…………うわぁ………………。」(泣)
レツ「あかちゃんみたいでかわいい…。」
レツ「あれ、ぱじゃまも入ってる。」
氷雪「もこもこ…。」
序章14話「第五区域（1）」→←序章13話「第四区域（3）」
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