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貴方side





『…というわけだ。諸君ら二人はここで待っていろ』





頑なに一人で行くと言っても埒が空かない事に気付いた私は結局ゾムと一緒に行く事になった





時刻は午後10時。歩いて行けば10時半ぐらいになるだろう





zm「すぐ戻ってくる」





tn「おう…絶対帰って来いよ」





『おや、トントン書記長は帰って来たんだな』





tn「いきなり脱いだのがアカンのやろ!?」





軽く振り下ろされた腕を躱し、宿を出た

____________________

ut side





チェンバース国城内にある女帝の部屋に俺は監 禁されていた





「あぁ…本当に貴方は美しいわ…」




ut「そんな事は知っとりますねん、はよ出してくれまへんか?」





不細工ではない、むしろ美形な方の女帝は俺が落ちない事に不服なのか俺の頰を叩いた。地味に痛い。





「いつまで貴方は意地を張っているのかしら?私に身を委ねれば良い事を…」




ut「惚れた女がおんねん」





何度も女帝に言ったこの言葉。その言葉を聞くたびに女帝は顔を真っ赤にして怒るが、今回は違った





「そう言ってると良いわ…午前零時、ある薬が開発されるの。麻薬が入った特製の惚れ薬よ」





余裕の笑みで俺の顎を掴み上へ向かせる





ut「あらぁ…俺ヤク漬けにされるんかぁ…」





…_“私達はきっと暗い地下牢に閉じ込められるだろう。


私はそんなものに屈したりはしない、必ず我々国軍幹部達を集めて総統のアホ面をもう一度拝ませてやる


だから…今だけは、どうか耐えてくれ”_





やけに木霊するAちゃんの声





「そうね…そこまで私に興味を持てないのなら、良いものを見せてあげるわ


私無しでは生きていけない体にしてあげる」






ゆっくりと舌舐めずりする女帝を無視して時計を見ると、時計の針は午後10時17分を指していた





すると大きな音を立てて女帝の部屋の扉が開き、中に入って来たのは…

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無印。(プロフ) - 闇鬼星さん» 読んでいただきありがとうございます…!考察班がいらっしゃっただと!!?めっちゃ嬉しい((ちなみにユーニスちゃん密かに作者が推してるキャラです…! (2020年2月16日 19時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鬼星(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ユーニスちゃん。なんていい子なんだ…ユーニスちゃんが悲惨なことにならないよう祈ってます。もしなってたら夢主は怒り狂って1国滅ぼすか惨めな自分を哀れんで自害するか…のどちらなのでしょうかね…頑張ってください (2020年2月16日 12時) (レス) id: a2f6134a7d (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - ありんこさん» いつもご愛読ありがとうございます!!主さんの毒舌は厨二病こじらせたら出来r((頑張って更新しますね! (2020年2月15日 7時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ - いつも読ませてもらってます。ストーリーが好きで、主ちゃんの毒舌が好きです!これからも応援します。無理のないように頑張って下さいね!楽しみにしてます (2020年2月13日 20時) (レス) id: 70e1b290a1 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 三毛猫さん» あぁぁ…ありがてぇ…!本作をご愛読頂き本当にありがとうございます…!変な世界観の軍パロ書くの好きで…((無理せず更新します!笑 (2020年1月28日 16時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無印。 | 作成日時:2020年1月26日 22時

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