43欠片 ページ44
貴方side
『ん…』
どこかで意識が飛んだのだろうか。倒れている体を起こすと、城の庭だった
kn「おぉ!Aおはよう!」
あれ?私さっきまで何しとったっけ?
『ぉ、はよ…』
掠れた声で返すと、腕を引かれ立ち上がった
あぁ、そうだった、奇跡の欠片が集まって…何したんだっけ
でも道は分かる。なんか変な気分
『どこ行きよん?』
私の手を引きながら歩くコネシマに話しかける
kn「あー、グルッペンがA起きたら総統室連れて来いって言ったっきりで…」
総統室の前で立ち止まり、ドアを開けた
____________________
『失礼します…?』
gr「…あぁ、起きたのか」
読んでいた本を置き、ソファに座るよう指示される
gr「おめでとう。無事、こっちの世界の人間になれたな」
その一言で、気を失う前、何が起こったのかを全て思い出した
『…っ!!返して!』
gr「返すも何も、俺は神じゃない。自力で欠片を集めるしかないな」
また、体に力が入らなくなる。
gr「あんまり愛しいAに能力は使いたく無いんだがな…どうしても嫌と言うなら仕方ない…」
彼はソファに座って動けない私の頰に手を当て、顔を近付ける
gr「もう、お前に逃げ道など残されて無いんだぞ。」
『…はい』
脳が溶けていくような感覚に陥り、私の目には唇を重ね合わせ、私の体を強く抱きしめる彼の姿しか見えなくなっていた
115人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルア - いやあ。ギャグかと思いきやのバットエンド!見事です! (2021年8月3日 14時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
あさひ。(プロフ) - 世界観好き…………… 夢主がシャオニキ推しは笑ってしまったwww←本名で読んでる民でシャオニキ推し (2020年1月19日 17時) (レス) id: 07c5bd7554 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - なでしこさん» いやぁたまにはバッドエンドも良くないですか?笑笑バッドエンド書くのは初めてだったのでちょっと下手くそになっちゃった((後書きは面倒だから書かない!!(( (2020年1月4日 12時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 桜狼@坂田家さん» ご愛読ありがとうございました!笑 個人的には好きな作品だったんですけど、中編小説で終わらせちゃった((無印。の次回作に乞うご期待!! (2020年1月4日 12時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
なでしこ(プロフ) - 読み終わって、ひえっ怖…ちゅき…ってなりました(IQ5)これからも投稿頑張ってください! (2020年1月4日 12時) (レス) id: bf727a3bfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無印。 | 作成日時:2019年12月5日 19時