47, 盗賊団��-2 ページ47
「この病院の報道の後、ますます盗賊団を責める声は大きくなりました。それと対照的に、怪盗キッドを支持する声が目立ったのでしょう。
ある日、盗賊団が怪盗キッドに宣戦布告をしました。」
「それなら覚えてるぜ。親父宛に、どちらが先に宝石を盗めるか勝負しよう､的な内容だったよな？」
俺が寺井ちゃんに聞く。
「そうです。
自分たちの方が怪盗キッドより先に宝石を盗みだし、自分たちは怪盗キッドよりも上の存在である，と世間に知らしめたかったのでしょう」
哀れだな……親父に勝てるわけないだろ。
あの親父だぞ？あの黒羽盗一だぞ？神に挑むようなものだ。
『そこで盗一さんが盗賊団を捕まえたの？』
とAが寺井ちゃんに聞く。
「はい。ニュースでは、警察が宝石の展示されている部屋に突入した時には、もう既に宝石はなくなっており、強盗団のメンバーがワイヤーで捕らえられていた，と報道されました」
「親父…………」
さすが親父。世界一かっこいい。
「盗一様曰く、�狹玄┝爾了伝箸濔紂⇔磴療霏叡弔砲脇�るのは簡単だが、絶対に出られない部屋だった。私はただ彼らを縛りあげ、扉を閉めただけだ”と。 」
Aがカッコよすぎかと笑う。
「親父…………」
いやホントカッコよすぎか。何その自分は何もしてないよって口調。ぜひ生で聞きたかった。
「ただ、盗賊団のリーダーである鎌窯祐介だけは、指示役で現場に来ていなかったようで」
「だから盗賊団は7人なのに、捕まったのが6人だったってわけね」
と、俺はカウンターに頬杖をつく。
『なんで今回の脱獄は5人なんだろ。1人失敗したとか？』
「そこまでは私にも……」
寺井ちゃんが知らないと首をふる。
「盗賊団の中に1人だけ別の罪状で起訴された奴がいたよな？」
俺の質問に寺井ちゃんが頷く。
「はい、確か名前は…作田広正です。盗賊団の中でも最年少で、罪状は「性的暴行及び殺人罪」
俺は寺井ちゃんの言葉を遮って言った。
手にはスマホ。ひとつの記事を読み上げていく。
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麦々茶(プロフ) - はるかさん» わぁぁぁぁめちゃめちゃ嬉しいです😭え、嬉しっ笑笑 (5月8日 19時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一番最初のプロフィールから面白すぎます！！笑笑本当に大好きです笑笑 (5月8日 6時) (レス) @page2 id: 2597f3a6bb (このIDを非表示/違反報告)
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