33, バイトとバイク��-2 ページ33
「いくらバイクを買って初日だからって、駐車場で寝てた時は、まーじでビビったぜ」
あん時は本当に心臓が止まったと思った。いつものように迎えに行ったAが行方不明で、探しまくった挙句、駐車場でバイクの陰に隠れて寝ていたんだから。
連れ去られたらどうすんだよマジで。
Aは何も言えないようで、苦笑いをする。
「てか、バイトなんかしなくても、拓真さんなら喜んで10台ぐらい買ってくれたんじゃねぇーか？」
Aは、俺の言葉に分かってないなと首を振る。
『自分で買うことに意味があるんだよ』
「ふーん。そんなもんか」
ちなみに拓真さんというのは鈴浦 拓真、Aの父親だ。今はロサンゼルスに1人単身赴任中。たまにベロベロに酔った拓馬さんからAって可愛いよね！という電話がかかってくる。
ちなみに怪盗キッドの正体も知っている。親父の頃から色々と手伝っていたらしい。
娘のAが大好きで、Aのことになるとかなりめんどくさいが、イケメンでかっこいい。ちなみにAも拓馬さんにファザコン気味だ。まぁ、拓馬さんが父親ならしょうがない。
拓馬さんは昔から、俺の事もAと同じように可愛がってくれ、俺も拓真さんのことは尊敬しており、LAから帰ってくる時にはついAとはしゃいでしまう。
ちなみにAの母親は、俺たちが小さい頃にはもういなかった。まぁ、俺の母親である千影さんが色々と面倒を見ていたから寂しくはなかったと思うけど。
というわけでAは今、絶賛一人暮らし中だ。ま、俺も似たようなもんだけど。
「あの頃のお前はバイトに取り憑かれてたな…」
俺が懐かしむように言うと、
Aはあはは、と苦笑いをこぼす。
「まず星〇珈琲だろ？それとマク○ナルドに、スシ○ーと、吉○家、餃○の王将に、寺井ちゃんのバーだろ？他には……ってキリがねぇな。オメーよくこの量こなせたな、なんで生きてんだよ」
一つ一つ数えていくが、途中で諦める。わー、ぜ〜んぶ食べ物〜。さすがA〜。
『惜しかったね快斗、あと6つでパーフェクトだよ。』
いや12個掛け持ちってどういうことだよ。まぁ、さすがのAもバイトのし過ぎで死にかけていたが。
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麦々茶(プロフ) - はるかさん» わぁぁぁぁめちゃめちゃ嬉しいです😭え、嬉しっ笑笑 (5月8日 19時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一番最初のプロフィールから面白すぎます！！笑笑本当に大好きです笑笑 (5月8日 6時) (レス) @page2 id: 2597f3a6bb (このIDを非表示/違反報告)
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