27，事件ホイホイとの遭遇��-4 ページ27
『え……』
Aが明らかに動揺する。どうやらAに頭をわしゃわしゃされたことを、根に持っているらしい。
いやふざけんな？羨ましい限りだわ。俺もAに頭わしゃわしゃされたいわ。
『き、今日は半日授業d「なわけないよね！他に同じ制服の人見なかったよ？」
わーー怖ぇー。
Aの言い訳も秒でバレる。
名探偵がずっと笑顔なのに対し、Aは母親に言い訳をする幼子のようだ。小学生に高校生が怒られている。その絵面に笑いが抑えられなくなる。
「まさか脱走してきた訳じゃないよね？そこのお兄ちゃんと2人、上靴でここにいる意味が、ちゃんとあるんだよね？」
あぁ、そうだった上靴。
やっぱ気づくよな。Aのように気づかない方が少数だろう。
Aが助けて とこちらを見るが、どうしようもできない。さっきからずっと笑いを堪えようとすればするほど、肩は震えるし涙も出てくる。Aの顔を見ることも出来ない。
「Aお姉ちゃん？？？」
名探偵が、さぁ言えと圧をかける。
Aの顔にやばいやばいやばいと書いてある。隣にいてもそれが伝わってくる。
『窓から…』
「……………」
『窓から……下校しました。』
「「「…………………。」」」
空気が死んだ。
つい耐えられなくなってブハッと吹き出す。
少年探偵団は何の話だ？と首を傾げる。
哀チャンはふぁ〜〜っとあくび。
そして相変わらず怖い顔の名探偵。
“何言ってんだオメー窓から下校ってなんだ説明しろ”って顔に書いてある。はっきりと読める。
快斗ぉっと、今だに笑っている俺に、Aが再度助けを求める。
俺は、“あー笑った”っと指で涙を拭い、ポンっとAの頭に手を置いた。
Aは見ていないが、名探偵が俺をキッと睨みつける。わー怖ぇーーー。
Aは顔を輝かせ俺を見る。
全て上手くいくと思ってそうだな。
つい悪戯心が顔を出す。んー、なんて言おうか。
オッホンともったいぶって口を開く。
「早退したんだ…」
「…………」
「窓から。」
「「「『…………………。』」」」
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麦々茶(プロフ) - はるかさん» わぁぁぁぁめちゃめちゃ嬉しいです😭え、嬉しっ笑笑 (5月8日 19時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一番最初のプロフィールから面白すぎます！！笑笑本当に大好きです笑笑 (5月8日 6時) (レス) @page2 id: 2597f3a6bb (このIDを非表示/違反報告)
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